Look for the Good

どんな時も、良いもの、良いところを見つけよう――希望は自分の中から作り出せるはずだから。
ジェイソン・ムラーズ、通算7作目にして初のレゲエ・アルバム『LOOK FOR GOOD』完成!
これまでグラミー賞にて2度の受賞と6度ノミネーションされている、サンディエゴが生んだ天才シンガー・ソングライター、ジェイソン・ムラーズ。その彼が通算7枚目であり、初のレゲエ・アルバムとなる『Look For The Good』 をリリースする。

アルバム・タイトル『Look For The Good』が意味するのは、常に世の中に楽観と前向きな気持ちを届け、暗く、困難な時にも希望を持とうと呼びかける、ジェイソンの哲学なのだ。

「このアルバムを作った1年前には、こんなタイムリーなメッセージになるとは想像もしていなかったよ。」とジェイソンは言う。「パンデミックという状況においても、世界中の人々は、いつも希望を必要としている。全てのものにGood(良いところ)を見つけることで、その希望は自分の中から作り出せるものだと思うんだ。悲劇や恐怖の中にある時は、特にね。僕は常に人生と音楽において楽観的に生きてきたんだ。人が、家族やお互いのためにしているGoodを見つけてね。Goodを見つけることは、感謝をすることでもある。僕は、レコーディングして自らの音楽への思いをシェアできる技術にも感謝しているし、それを受け止めてくれる耳と心にも感謝しているよ。」

レゲエのインディーズ・レーベルであるイージー・スター・レコーズの創設者で、マティスヤフ、スティール・パルス、トゥーツ、メイタルス、そして彼自身のバンドであるイージー・スター・オールスターズのプロデューサーでもあるマイケル・ゴールドワッサーがプロデュースを手掛けたアルバム『Look For The Good』は、南カリフォルニアにあるジェイソンの自宅スタジオで制作された。タイトル・トラックは、マイケル、そして、ジェイソンと頻繁にコラボレーションをしているレイニング・ジェーン、アビー・ドーシー(MCフロー)、地元サンディエゴのバークレー・ハートのジェフ・バークレーが、ジェイソンと共同で制作を行った。

「Look for the good(良いもの、良いところを見つけよう)」という同じフレーズで始まり、終わるニュー・アルバムは、彼の音楽キャリアにおいて、ずっと続いているレゲエに対する愛が込められた作品で、映画、テレビにも多数出演しているスタンドアップ・コメディアンのティファニー・ハディッシュや、ジャマイカのレゲエ・アーティストであるシスター・キャロルも参加している。

Jason Mraz gives away the game for his seventh album with its title, Look for the Good. On every one of the records 12 tracks, hes on a quest for positivity, a search thats scored to a sunsplash reggae lilt. Working with producer Michael Goldwasser, the founder of the reggae imprint Easy Star Records and a producer/musician in his own right, Mraz is supported by an empathetic crew of studio pros who help him add shade and texture to his anthems of love and good vibe. The album is loosely structured into a side of socially minded tunes and a side of party tunes and ditties about love, but youd be forgiven if you thought that all the songs were about celebrating good thoughts and chill, since thats the vibe thats sustained throughout the record. Mrazs heart is in the right place and he can convey a palpable sense of warmth, but over the course of a full album, his relentless positivity can seem cloying. ~ Stephen Thomas Erlewine

〈良いところを見つけよう〉というポジティヴなメッセージを掲げた表題曲で始まる2年ぶりの新作は何と初のレゲエ・アルバム。これまでも自身のソウルフルでフォーキーな音楽性の中にたびたび顔を出していたヴァイブレーションに全編で身を委ねた内容で、イージー・スターのマイケル・ゴールドワッサーがプロデュースを担当している。実際は1年前には出来上がっていたそうだが、パンデミックや人種差別問題などが目に見えて山積する現在、他者への眼差しや地球環境への配慮を改めて問い直す明るくポップな内容は無性に心にくるものがある。スタンダップ・コメディアンのティファニー・ハディッシュや、ジャマイカのシスター・キャロルも参加。なお、本作の収益は〈Black Lives Matter〉運動に全額寄付されるという。
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