1950年代から第一線で活躍してきたステイプル・シンガーズが、ザ・ステイプルズと名を改め、カーティス・メイフィールドのプロデュースのもと作り上げたモダン・ソウルの傑作が、最新リマスター音源で蘇る!しかもシングル・エディットを収録したボーナス・トラック入り!
1950年代から第一線で活躍してきたステイプル・シンガーズ。ゴスペルから始まり、ソウル・フォーク、そしてメインストリームのソウル/R&Bへとその音楽性を広げていったレジェンドである彼らは、60年代の公民権運動の盛り上がりと共にメッセージ性の強い歌を世に送り出していった。60年代、Vee-Jay、Riverside、Epicなどのレーベルから作品を発表していた彼らは、1968年、Staxへ。全米No.1となった「I'll Take You There」や全米9位の「If You're Ready」などのヒット曲で一躍ソウル・ミュージック・スーパースターに。そして70年代、全米ポップ・チャートに13曲、R&Bチャートに20曲ものヒット・シングルを送り出し、ザ・バンドの『ラスト・ワルツ』にも出演した彼らは1975年、Staxの倒産を機にカーティス・メイフィールドのCurtomへ移籍する。レーベル第一弾となったのは、カーティス・メイフィールドが音楽、プロデュースを手掛けたシドニー・ポワチエ監督・主演映画『LET'S DO IT AGAIN / シドニー・ポワチエ/ 一発大逆転』のサウンドトラック。タイトル・トラックがポップとR&Bの両チャートで1位に輝いたそのアルバムは、全米ポップ・アルバム・チャートの20位、そしてR&Bアルバム・チャートの5位を獲得した。
そのカーティス・メイフィールドのプロデュースによる第2作目となるが、1976年にワーナーからグループ名をザ・ステイプルズと変え、リリースした『PASS IT ON』である。彼がプロデュースだけでなく、リード・ギターも務め、レコーディングもシカゴのカートム・スタジオで行われた。バック・ミュージシャンには、リード・ギターにPhil UpchurchとGary Thompson、ベースにJoseph 'Lucky' Scott、パーカッションにMaster Henry 3 Gibson、ドラムスにQuinton JosephとDonelle Hagen、そしてキーボードとアレンジにRich Tufoと、カーティスのハウス・バンドが名を連ねている。結果完成したアルバムは、メイヴィス・ステイプルズの迫力の歌声がカーティス独自のファンク&ソウルと絶妙な相性を見せた作品となった。アルバムからは、「Love Me, Love Me, Love Me」が全米R&Bチャート11位を獲得するヒットとなった。
モダン・ソウルの傑作とも呼べる『PASS IT ON』が、待望の最新リマスター音源で復刻となる。しかもアルバムからのシングルのシングル・エディットを追加したボーナス・トラック入り!プロデュースを手掛けるのは、数々のリイシューで高く評価され、グラミー賞も受賞しているCheryl Pawelski、そしてリマスターはOmnivoreのリマスター作品ではおなじみのMichael Gravesが手掛けている。
メロウでグルーヴィーなカーティス・メイフィールド・サウンドのサウンドとザ・ステイプルズのパワフルでソウルフル、そしてコーラスが絶妙に合わさった意欲作――今改めて聴きたい1枚である。
発売・販売元 提供資料(2020/05/01)
After a brief stint on Curtis Mayfield's Curtom Records in 1975 which yielded the number one pop hit "Let's Do It Again," the Staple Singers entered into a deal with Warner Bros. Shortening their name to the Staples, Pops, Mavis, Cleotha, and Yvonne decided to continue their relationship with Mayfield, asking him to produce their first Warner effort, 1976's Pass It On. While the album lacked a surefire hit like its predecessor, it continued to blend the group's signature gospel sound with soul, R&B, pop, and disco. Standout track "Sweeter Than the Sweet" is a classic uptempo gospel/soul rave-up featuring some of group's strongest vocals, and the title track features a deep, soulful groove courtesy of Pops' and Mayfield's dueling guitars and the impassioned vocal interplay between Mavis and Pops. While the Staples would never again reach the upper echelons of the pop charts, Pass It On is a solid release by a veteran group who could produce classic soul music like no one else. ~ Timothy Monger
Rovi