2020年版ビッグ・ビート炸裂!!
2012年の「Harlem Shake」のヒットで知られるプロデューサーBaauerの新作は、90年代Chemcal Brothersを思わせるビッグ・ビートにチャレンジした意欲作!Baauer流に90'Sビッグ・ビートをさらに進化させたサウンドは最高にカッコイイです!まずは(6)"REACHUPDONTSTOP"を是非!!
(C)新潟店:内山 能彦
タワーレコード(2020/07/17)
ケミカル・ブラザーズ、ファットボーイ・スリムをアップデートしたハイパー・ビッグ・ビートが炸裂!
ジェイ・Z、トラヴィス・スコット、G-DRAGONも唸る規格外のヒットメイカー、バウアー新作!
ニューヨーク在住のポルトガル人プロデューサー、バウアーことハリー・ロドリゲス。2013年にビルボードホット100で初登場1位という快挙を達成した「Harlem Shake」で突如シーンに現れると、ジェイ・Z、プシャT、トラヴィス・スコット、G-DRAGON、M.I.A.、スケプタらと共演をするなどトップ・プロデューサーとして一気に頭角を現し、世界中のフェスでもオーディエンスを熱狂させてきたバウアーが、最新アルバム『Planet's Mad』をリリース!
今まで、多くのコラボレーションを行ってきたバウアーだが、本作では純粋に自己表現を突き詰め、自身が聴いて育ったルーツであるファットボーイ・スリム、ケミカル・ブラザーズ、ベースメント・ジャックス、ダフト・パンクといったクロスオーバーなダンス・ミュージックに最新のヒップホップやポップ・ミュージックの要素を取り入れて進化させている。最近でもイヴ・トゥモア「Gospel For A New Century」のMVでCGを手がけたスタジオ、Actual Objectsのリック・ファリンとクレア・コクランがMV監督をつとめた先行シングル「PLANET'S MAD」を含むビッグ・アンセム満載な12曲を収録。
日本盤CDには解説および、ボーナス・トラック「JEEZ」が追加収録される。
発売・販売元 提供資料(2020/04/13)
全世界を揺るがした"Harlem Shake"以降、トップ・プロデューサーとしてジェイ・Z、プシャT、ダニー・ブラウンらとの共演を果たしてきたバウアーの4年ぶりとなる2作目。前作同様のヴァラエティーに富んだ展開で広がるビート絵巻は、トラップ~フューチャー・ベース界隈のシーンを出自としながらも、ケミカル・ブラザーズやファットボーイ・スリムといった往年のビッグ・ビートを現代にアップデートさせたかのよう。とはいえ、ビートの一音一音が確かな衝撃をもって突き刺さる先行シングル"Planet's Mad"をはじめ、ビッグ・ビートが持っていた底抜けにアッパーなヴァイブスというよりは、シリアスなムードを纏っている点が大きく違い、そのあたりが〈2020年代的〉なんでしょう。
bounce (C)江田まさみ
タワーレコード(vol.439(2020年6月25日発行号)掲載)