エロール・ガーナー"Octave Remastered Series"完結!
エディ・カルホーンとケリー・マーティンを従えた最強のトリオを中心としたガーナー唯一のコンポーザーズ・シングブック
天衣無縫で力強い演奏は不滅の魅力です!!
Mack Avenue がリリースしてきたエロール・ガーナーの"Octave Remastered Series"もいよいよこの『Gershwin &Kern』で完結となります。
これは、ガーナーの生前にリリースされた最後のLPで、収録されていたのは1~5、8~12、そして14の合計11曲でしたが、1995年にEmArcy が初めてCD化したときに6と13が追加されて計13曲となりました。6曲目の「Nice Work If You CanGet It」は何とガーナーが歌いながら演奏する1 分ほどのテイクでしたが、今回のシリーズでは、同曲をインストルメンタルで最後まで演奏した3分少々のテイクも発見/追加されています。さらに、Gershwin でもKern でもありませんがガーナー自身のオリジナルである15も追加され、全15曲入りのCDとなりました。
この作品は、ガーナー唯一のコンポーザーズ・シングブックですが、1964年から65年にかけての演奏を中心に、一部を68年の録音で補って構成されています。中心となっているのはエディ・カルホーンとケリー・マーティンを従えた最強のトリオで、いつもながらガーナーの天衣無縫で力強い演奏をたっぷりと楽しめます。3のみが、アイク・アイザックス(b)、ジミー・スミス(ds)、ホセ・マングアル(congas)を従えた68年3月19日(アルバム『Up In Erroll's Room』を録音した日ですが、"The Brass Bed"は加わっていません)にレコーディングされたもので、こちらはコンガ入りのクァルテットによるくつろいだ演奏が繰り広げられています。また、LP には収録されていなかった「Nice Work If You Can Get It」(2テイク)は、1968年の録音とされておりましたが、メンバーからいっても64年か65年の演奏と思われます。
発売・販売元 提供資料(2020/04/20)
Errol Garner Plays Gershwin and Kern is a reissue of material previously issued in Europe on Bulldog, MPS and Polydor...Either way, the material is quite excellent, often adventuresome and some of his best studio sides. Included here from 2/5/68 and never issued before is a brief Nice Work If You Can Get It with Garner singing along to himself -- its a wonderful gem of a private moment. Backup is Eddie Calhoun or Ike Isaacs on bass, Kelly Martin or Jimmie Smith on drums and Jose Mangual, congas. This was the first domestic issue of this material. ~ Bob Rusch, Cadence
Rovi