フォーマット |
LPレコード |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年09月下旬 |
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規格品番 |
RVNGNL063 |
レーベル |
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SKU |
747742383144 |
通算3作目となる『Room for the Moon(月の部屋)』は2018年にリリースした『для FOR』以来となる本作は実のところ『для FOR』の前から制作をし始めていたものの形にはならず、時を経てようやく形になったとのこと。
70年代~80年代のロシアと日本のポップ・ミュージック&映画からの影響が色濃い本作は、Orange Milk Recordsからリリースした『BINASU』のポップ・センスと、RVNGからリリースした『для FOR』で見せたアンビエント~ミニマル~ニューエイジが見事なバランスで融合している。
小気味良いシンセとサックスにコロコロとしたシンセと軽やかなヴォーカルが絡む「Not Not Not」で幕を開け、シンセとマレット、マリンバを基調にした牧歌的ミニマル「Du Na」へと続く。Pitchforkでベスト・ニュー・トラックに選出され絶賛された「Sayonara」はケイト・ブッシュとも比較される飛躍的なヴォーカルにエッジーなギター、タッピング・ドラムを絡めて駆け上がっていくような極上のシンセ・ポップ。歌詞も英語、日本語、ロシア語がミックスされている。フランス語の歌詞で実験的ながら楽しげな「Ca Commence Par」やFound Sound Nationの「Broken Orchestra」サンプルパックのサンプルのみを使用して、サックス・ソロを作成したという「Plans」、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番からメロディーを借用した「Tea」、パーティへと誘うかのうようなアップテンポなポップ・ソング「Telefon」など、豊かな実験精神とポップ・センスに裏打ちされたヴァラエティに富んだ内容。
様々なルーツと要素を折衷させ独自解釈したその幻想的サウンドを生成し、Lizzy Mercier Desclouxや矢野顕子、Ann Steelまでを彷彿/横断する稀有な存在。その圧倒的才能がさらに開花した傑作の誕生。
構成数 | 1枚
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1.[LPレコード]【A面】
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1.Not Not Not
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2.Du Na
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3.Sayonara (Single Edit)
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4.Marafon 15
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5.Tea (Small Sip Edit)
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【B面】
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1.Ca Commence Par
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2.Lu Na
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3.Plans
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4.If Anyone's Sleepy
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5.Telefon
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細野晴臣がラジオで紹介したことでも話題になっていた、モスクワ出身のケイト・シロノソヴァによる3作目! 前作の80年代ミニマル・アンビエント路線を踏襲しつつ、初作で垣間見せていた歌ものシンセポップの部分にも磨きをかけている今作は、これまでの彼女の作品の中ではいちばんとっつきやすい。4か国語くらい使い分けている歌で音と言葉の親和性を探っているような姿勢も、これぞエクスペリメンタル!
bounce (C)人與拓馬タワーレコード (vol.439(2020年6月25日発行号)掲載)
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