2019年2度目のFUJI ROCK FESTIVALに出演、またカナダツアーも成功させ、新体制となったTAMTAMが約2年ぶりのアルバム『We Are the Sun!』をリリース!鎮座DOPENESSとのコラボレーションも実現した、TAMTAM史上最もポップで踊れる意欲作となっている。 (C)RS
JMD(2020/05/09)
2019年2度目のFUJI ROCK FESTIVALに出演、またカナダツアーも成功させ、新体制となったTAMTAMが約2年ぶりのアルバム『We Are the Sun!』をリリース!
冒頭を飾るアフロ・ポップなリード曲"Worksong! feat. 鎮座DOPENESS"は、「生きること / 日常の営み」=「Work」と捉え、日々やりきれない気持ちを抱える自己と他者へのエールを歌ったポジティブ・チューン。鎮座DOPENESSのリリックも冴え渡る。"Summer Ghost"はルーツであるレゲエをモチーフとした彼らなりのサマー・アンセム。メロウなレゲエ・ディスコでありながら、シティー風味のモダンな質感が癖になる。スムースでリラクシンな"Flamingos"、スピリチュアル・ジャズの要素を取り入れた"Sun Child"、パーティに捧げる賛歌"Neo Utopian"など、バンドサウンドと濃密なアレンジ、そしてポジティブで力強いメッセージが融合した全10曲を収録。
R&Bやレゲエ、ジャズは元よりアフロ・ビートやハウスなど多様な音楽性を積極的に取り入れた、フレッシュな輝きとドープなこだわりがつまった作品。
発売・販売元 提供資料(2020/04/22)
ソロ作を経てR&Bテイストが増したkuroの歌声と、より洗練されたプロダクションが融合し、国を越えた支持を予感させる好盤となった新作。
鎮座DOPENESSとのアフロ・ポップに始まり、シティー感のあるレゲエで締め括る構成は、もともとワールド・ミュージック志向のダブ・バンドとしてスタートした彼らにとって、原点回帰でありアップデートであるとも言えよう。等身大のポジティヴな言葉が並んだ〈日常賛歌〉な歌詞も良い。
bounce (C)金子厚武
タワーレコード(vol.439(2020年6月25日発行号)掲載)