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フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入盤:国内流通仕様 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年10月28日 |
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規格品番 |
UNCD033 |
レーベル |
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SKU |
4988044877313 |
2019年に世界中のブラジル音楽ファンを熱狂させたWerther復刻盤を手掛けたドイツの ALTERCAT がまたしても幻の作品を世界初CD/LP復刻!ブラジルの素朴な弦楽器ビリンバウを使いこなすブラジル音楽界の巨人=ナナ・ヴァスコンセロス、アルゼンチン人ながら数多くのボサノヴァ作品を残した名ギタリストのアグスティン・ペレイラ・ルセナ。そんな二人のキャリア最初期に録音された共演盤がコレ!細部まで練られたものではなく、フラっとスタジオに入った2人のドキュメンタリー的録音物ながら、やはりこんな共演の音源を聴いたら鳥肌が止まらない!
(C)浦和店:横山 大
アルゼンチンを代表するジャズ・サキソフォニストであるガトー・バルビエリのライブツアーに出演するため、ブエノス・アイレスを訪れていたナナが、ある日、ツアーのマネージャーでありラジオのブロ―ドキャスター、音楽評論家でありレーベルオーナーという多彩な顔を持つアルトゥーロ・カバーロに紹介され、アグスティンと出会ったのが事の始まり。お互いピンとくるものがあったのだろうか、二人はすぐに翌日のレコーディングを手配。事前のアレンジもなしでほぼ即興、しかもナナのリクエストでスタジオを真っ暗にして録音されたのが本作『The incredible NANA with AGUSTIN PEREYRA LUCENA(1971)』である。収められたのはナナが演奏するビリンバウと声によるメディテイティブな即興演奏を収めた"Concerto Pra Mae Bio"、二人の即興演奏"Improvisacao"、そしてアグスティンの流麗なギターが堪能できる"Tiempo Feliz"、"Conversa do Poeta"という全4曲。このレコードを通じて二人を紹介する目的があったのか、意外にも共演部は少ないが、それぞれに自身の持つ全てを収めようという意気込みがあったのだろう。ひりひりとした緊張感と物静かながらにもエネルギーに満ちた演奏の躍動感はいやというほどに伝わってくる。
リリース元はアルトゥーロのレーベル TONODISC で、当時アルゼンチンと隣国ウルグアイでひっそりリリースされたものの、おそらく商業的には成功しなかったのか、今もオリジナルは稀少盤として取引されている逸品だ。残念なことに二人とも鬼籍に入ってしまったが、今回の世界初リイシューにより、あらためて南米を代表する巨匠二人にスポットが当たることだろう。
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:00:00
帯ライナー付
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1.[CD]
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1.Nana Vasconcelos / Concerto Pra Mae Bio
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2.Nana Vasconcelos with Agustin Pereyra Lucena / Improvisacao
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3.Agustin Pereyra Lucena / Tempo Feliz
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4.Agustin Pereyra Lucena / Conversa do Poeta
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アルゼンチン出身、孤高のボッサ・ギタリスト、アグスティン・ペレイラ・ルセナ。デビュー時からヴィニシウス・ヂ・モライスに賞賛されたギターテクニックとその奥ゆかしいサウンドで、彼のソロ作には非常に素晴らしい作品が多い。そして、ECMレーベルでのソロ諸作や、エグベルト・ジスモンチ、パット・メセニーらとの共演盤で知られる世界的パーカッショニスト、ナナ・ヴァスコンセロス。そんな2人の天才の、キャリア最初期の共演盤が復刻。事前のアレンジなしでほぼ即興という全4曲。物静かだが生々しいエネルギーが伝わる演奏の、張り詰めた緊張感が心地よい。
intoxicate (C)栗原隆行タワーレコード (vol.146(2020年6月20日発行号)掲載)
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