12歳でメジャー・レーベルと契約、2004年に僅か13歳でデビュー・シングル「Leave (Get Out)」がビルボードのポップ・ソングス・チャートで1位に輝き全米1位の最年少記録を打ち立て、MTV Video Music Awards のBest New Artistに最年少でノミネートされたポップ・スター、JOJO(ジョジョ)。2016年に約10年ぶりとなるスタジオ・アルバム『MAD LOVE』で華麗なるカムバックを果たした彼女がニュー・アルバムを完成させた。
約4年ぶりとなる待望の新作、そのタイトルは『good to know』。プロデューサー陣にDoc McKinney(The Weekend / Santigold)、Lido(Halsey、Chance The Rapper)、そして30Roc(Roddy Ricch、Kendrick Lamar、Cardi B)などシーンの最前線に立つ顔ぶれを迎えて制作された本作は、一人の人間として、またアーティストとして新たな自信を見出した彼女の率直な心模様をR&Bベースのポップ・サウンドに乗せたパワフルでエモーショナルなアルバムだ。そのアルバムについて、JOJOはこのように語っている。 「このアルバムを『good to know』と名付けたのは、この数年の間に私が学んだことから――どんな些細な反響も、批判(直接的なもの、間接的なもの)も、その他なんでも全て、ただの情報だということ。そんなこと、全然問題ないってね!自分が、これまで歩んできた道を振り返る余裕が与えられていたのはラッキーだったと思うし、みんなが私が完ぺきとはかけ離れた存在であること、そして何かを盛って見せるようなことをしていないという事実に、安心してもらえたらとも思っている。私たちみんな、生きながら学んでいる、それだからこそ、人生は楽しいのよ!」
昨年秋から「Joanna」、そして話題のラッパー/シンガーソングライター、CHIKAをフィーチャーした「Sabotage」など次々と新曲シングルを発表してきたJOJO。それに続く本アルバム『good to know』には、そんな彼女のキャリアの新たな幕開けを象徴するアルバムである。ファースト・シングルとなる「Man」は、理想のパートナーを見つけるまで、一人の自分を目一杯楽しもうと意気込む、元気いっぱいのパワフルなポップ・ナンバーだ。この他アルバムに収録されている楽曲は、ポップなサウンドの中に、ネガティヴな部分にも向かい合い、前を向いてポジティヴに進む、リアルな等身大の彼女が描かれている。だからこそ、彼女の曲は大勢のファンの心を惹きつけているのだろう。
アルバムの発売に合わせ、大規模な北米ヘッドライン・ツアーも発表しているJOJO。ソウルフルでエネルギッシュな新作『good to know』が伝えるものは、ただ一つ。自身をもってポジティヴにいること。米NYLONも語るように「JOJOの黄金時代はまだまだこれから」なのだ!
発売・販売元 提供資料(2020/03/27)
JoJos fourth full-length album, and first on her own Clover Music imprint with Warner Records, 2020s Good to Know, finds the singer digging into a sensual R&B sound thats marked by a hard-won maturity and creative freedom. The album arrives four years after Mad Love, during which time JoJo parted ways with Atlantic Records and worked to take control of her career, launching Clover Music and releasing re-recorded versions of her first two albums. Here, working with producers Doc McKinney, Dylan Wiggins, Lido, and others, JoJo frames her warm vocals in hypnotic downtempo grooves, synths, and flowing guitar accents. Included on Good to Know are the tracks Man, Lonely Hearts, and Comeback, the latter of which features guest spots from Tory Lanez and 30 Roc. ~ Matt Collar
Rovi
3年半前にティーン以来となる公式アルバムを出したジョジョが、PJモートンらとの共演を経て新作を発表。自己愛を謳った先行曲"Man"を含め、成熟した女性としての矜持を感じさせる内容で、リドやドク・マッキニーらも制作に関与したR&Bとポップの中間を行く楽曲を妖艶なハスキー・ヴォイスで歌っていく。配信版にてトリー・レーンズが参加していた"Comeback"からチャーチな"Don't Talk Me Down"の流れがベスト。
bounce (C)林剛
タワーレコード(vol.439(2020年6月25日発行号)掲載)