SUPERIOR VIADUCTの新作・レコードストアデイ限定盤が登場!
ニューヨークのノー・ウェイブバンド=Ike Yardの81年EPが再発、しかもレッドヴァイナルのカラー盤仕様!
1980年の結成直後に録音された本作ですが、全体的に濃密かつ暗い。しかもここで鳴る全てのシンバルとヴォーカルに音響処理がされているらしく、初作にして方向性がばっちり見えている狂気の逸品。冒頭から何処となくジョイ・ディヴィジョン的ダークな世界観ですが、彼らが後年にニュー・オーダーを擁していたファクトリー・レコードと契約することも非常に納得(ファクトリーと一番初めに契約したアメリカ人バンドがこのIke Yardらしいです)。
同時期のノー・ウェイブバンド達がもっと非音楽的でノイズと極めて近接していたのに比べ、彼らはポストパンク的なクールなファンクグルーヴを追求していたように聴こえます。実際のところ、本作への評価はロック界隈だけでなくEBMやエレクトロニカ界隈からも高いことがそれを顕著に示しています。とはいえ、バンドのデビューEPである本作のサウンドは、70年代ニューヨークが抱えていたアートシーンからしか生まれることがなかったことも確かなはず。ところどころに聴こえてくるサイレン音や金属音がその空気感を醸し、極めて洗練されていながらどこか破綻も感じさせ、都会的なフィーリングに根差しながら徹底して「冷血」であるこのサウンド、絶対に抜け出せなくなるはず。加えて今回はオリジナルジャケでの再発。ひとめ見ると「洒脱なジャズ名盤か…?」と思わせるジャケットですが、その中身がこのヒリヒリする冷たさを誇るこのサウンドですから…痺れますね。
発売・販売元 提供資料(2023/06/21)