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クラシック

【CD】

クナッパーツブッシュの神髄~ターラ編~

ハンス・クナッパーツブッシュブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団ヘッセン放送交響楽団ケルンWDR交響楽団ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団シュターツカペレ・ドレスデンバイロイト祝祭管弦楽団

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クナッパーツブッシュの神髄~ターラ編~

ハンス・クナッパーツブッシュ

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商品の情報

発売日

2020年05月20日

フォーマット

CD

構成数

10

製造国

輸入

レーベル

King International

規格品番

KKC4209

パッケージ仕様

ボックス

商品の紹介

  • 「初めて耳にする人はその凄さ、巨大さ、強烈な個性にのけぞるだろう」(宇野功芳)
    仏ターラ原盤より10CDに集成、これぞ巨匠クナの神髄!

    「クナッパーツブッシュの遺産~ターラ編(6CD)」(KKC-4131/6)、「クナッパーツブッシュ/ブルックナー&ワーグナー(6CD)」(KKC-4160/5)と発売してきたターラ原盤によるクナの名盤集成企画、その完結編はCD10枚組。「~の遺産」に劣らぬ超個性的な名演揃い。宇野功芳、平林直哉、両氏の解説ライナー付き。
    仏ターラ社(Tahra)は放送局等のオリジナル音源から歴史的名演奏家の貴重な録音をCDに復刻して発売してきましたが、なかでも力を入れてきたのがフルトヴェングラーに次いでクナッパーツブッシュ。その復刻点数は30近くに及びます。2014年にターラ主宰のトレミーヌは急逝、レーベル活動も終了してしまいましたが、入手困難となっているこれらの名盤を蘇らせるべく、キングインターナショナルが音源を調達、キング関口台スタジオでリマスタリングをおこない、音にいっそう磨きをかけました。宇野功芳氏をして「フルトヴェングラーの再来はあり得てもクナッパーツブッシュの再来はあり得ない」とまで言わしめたこの「型破りの大芸術」、存分に享受してください。
    キングインターナショナル

    発売・販売元 提供資料 (2020/03/16)

作品の情報

収録内容

構成数 | 10枚


【曲目】
★・・ブックレットに転載する宇野功芳、平林直哉、両氏の批評文&旧ライナーノーツより

[CD 1]
ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1951年5月9日 グロッケンザール、ブレーメン(ライヴ)(モノラル)
原盤:Tahra(TAH 217) (P)1997
★ミュンヘン・フィル盤(1953年ライヴ)とは逆に最も個性的な「エロイカ」で、クナを堪能できるが、それだけに嫌う人も多いにちがいない。(宇野)
何とも悠然、壮大な「エロイカ」だろうか。細部が明瞭な音質で、指揮者のやりたいことが非常に良くわかる。(平林)

[CD 2]
ハイドン:交響曲 第88番 ト長調「V字」
ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
ヘッセン放送交響楽団
録音:1962年3月20日 ゼンダザール、ドルンブッシュ(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 213) (P) 1997
★ハイドンV字・・・録音も演奏もすばらしく、クナの「第88番」の代表盤といえよう。とくに第2楽章までの音質はとても当時のライヴとは信じられない。(宇野)/(5種類あるクナの演奏のうち)これは最も音質が明瞭であり、この曲の代表盤と言ってもさしつかえなかろう。(平林)
運命・・・これは第5におけるクナの結論だ。彼のベートーヴェン演奏の最高の姿がここにある。前号で「エロイカ」のクナはついにフルトヴェングラーに及ばなかった、と書いたが、第5は優に匹敵するだろう。今回聴き直してみて、クレンペラーよりも上だと思った。(宇野)/音質は当時の放送録音としては最優秀であり、しかもクナの個性も強烈で、ファンには感涙の演奏である。(平林)

[CD 3]
ベートーヴェン:
1. ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
2. 交響曲 第7番 イ長調 作品92
ケルン放送交響楽団 ゲザ・アンダ(ピアノ)(1)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2)
録音:1962年5月14日 ケルン(ライヴ)(1)、1954年1月17日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)(2)
原盤:Tahra(TAH 762) (P) 2013
●2013年にターラが「オーストリア放送で使用されたオープンリール・テープ発見!」とのインフォ付きでCD(TAH 762)を発売。同年、キングレコードが輸入盤に帯付、宇野氏の解説付きで国内発売(KICC-1126)。今回、国内盤で待望の復活!
★協奏曲3番・・・第1楽章のピアノの出はリズムに少し癖があるとはいえ、表情的、内容的であり、ずいぶん語りかけてくる。こんなに雄弁なピアニストだったのか。クナの指揮は全体としては大交響曲のようにオケが鳴っている。・・・クナの棒は気迫にあふれ、豪傑風であり、美感をはみ出してもベートーヴェンのひびきを生かそうとしている。(宇野)
交響曲7番・・・(第2楽章は)テーマが進むにつれて粘りを増し、伴奏リズムのヴィオラ、チェロを強く歌わせ、頂点に向ってクレッシェンドしてゆく場面はスロー・テンポと相俟って実に熱い。最高演奏の一つであろう。(第4楽章は)コーダに向って漸増するエネルギーはすばらしく、楽章終結の猛烈さは当時の技術の制約を超えてしまっている。(宇野)

[CD 4]
1. ベートーヴェン:序曲「コリオラン」作品62
2. ベートーヴェン:交響曲 第8番ヘ長調 作品93
3. シューベルト:交響曲 第8番「未完成」ロ短調 D.759
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1950年11月6日 ゲマインデハウス、ダーレム(ライヴ)(1)、1952年1月27日 ティタニア・パラスト、ベルリン(放送用)(2)、
1950年1月30日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)(3)
原盤:Tahra(TAH 417) (P)2001(1,3)& Tahra(TAH 214) (P) 1997( 2)
★コリオラン・・・すばらしい演奏だ。昔はフルトヴェングラーの43年盤の方に惹かれたが、今はクナに心が傾く。音の背後に巨大なものを感じるからである。(宇野)/地響きのような音で始まり、重戦車のような運び。ベルリン・フィルの渋い音色が印象的な名演。(平林)
ベートーヴェン8番・・・この52年盤の特徴はオケのアンサンブルや各パートの実力が他のどの盤よりも優れていること、録音がいちばん生々しく、とくに低弦の分離が凄いことだ。両端楽章のテンポはすでに遅いが、ひびきの内容や表情の個性味においては後年の演奏に一歩をゆずる。(宇野)
未完成・・・クナの「未完成」には3種類の録音((1)50.1.29BPOセッション、(2)50.1.30BPOライヴ、(3)1958.2.10バイエルン国立Oライヴ)が確認されている。遅く沈み込むような解釈は3種類に共通している。音質はこの(2)が最も良く、クナの「未完成」の代表盤と言える。(平林)

[CD 5]
1. ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘 作品65
2. リスト:交響詩「前奏曲」
3. コムツァークII:ワルツ「バーデン娘」作品257
4. プフィッツナー:歌劇《パレストリーナ》第1幕への前奏曲
5. ハイドン:交響曲第94番ト長調「驚愕」
6. コムツァークII:ワルツ「バーデン娘」作品257
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1942年12月12日(1)1942年3月11-12日(2)1941年10月30日(3)1942年10月15-16日(4)ベートーヴェンザール、ベルリン/
1950年2月2日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)(5,6)
原盤:Tahra(TAH 312) (P)1998(1-4)& Tahra(TAH 214) (P)1997(5,6)
●クナ・ファンなら誰でも知っている「バーデン娘」。57年ウィーン・フィルとの英デッカ録音が有名だが、このCD5にはベルリン・フィルとの2種演奏、41年セッションと50年ライヴを収録!
★驚愕・・重厚壮大な第1楽章、そして第2楽章の例の"びっくり"の箇所では強烈な一撃が鳴らされ、第3楽章、第4楽章では突然大きくテンポを落とすなど、豪放さとユーモアが入り交じった怪演奏である。(平林)
バーデン娘50年盤・・これぞクナ。底力がすごく、テンポは55年盤や57年盤よりもっと遅い。ときには遅すぎてどういう音楽だか分からなくなっているし、ルバートもやりすぎだ。(宇野)/破格なのは50年盤で、テンポは最も遅く、濃厚に歌い、オーケストラはまるでワーグナーかR.シュトラウスのように豪華に鳴り渡っている。例のはめはずし(ちょうど6分を経過したあたり)も凄く、ワルツとしては全く異例に劇的なこの演奏に聴衆は熱狂し、ついには曲が終わらないうちに拍手をしている。(平林)

[CD 6]
1. ハイドン:交響曲 第88番 ト長調「V字」
2. ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1959年11月28日(1)、11月27日(2)、シュターツテアター、ドレスデン(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 303) (P) 2008
★ハイドンV字・・・クナの「第88番」の中では最も流れの良い演奏で、オケの音色も特徴が弱い。(宇野)/この交響曲はクナのお気に入りで、演奏頻度は高かった。確認されている4種類の録音はどれも音質が良く、いずれ劣らぬ名演である。第1楽章は序奏が非常に速く、反対に主部が遅いという逆転現象があり、田舎風の第2楽章、雄大な第3楽章、そして通常の倍以上も遅い第4楽章など、このような傾向は4種類にすべてに共通している。(平林)
ブラームス2番・・・クナの最後のブラームス2番である。録音は1956年ミュンヘン・フィル盤の方が良いが、表現自体はドレスデン盤を採りたい。とくに第3楽章までは断然この方が上で、クナの2番のベスト盤といえよう。(宇野)/第1楽章コーダの大河のような響き、第2楽章の深々とした音色、第3楽章中間部の楽しげな気分、第4楽章の無骨な味など、クナの個性が克明に記録されている。(平林)

[CD 7]
1. ブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
2. R.シュトラウス:交響詩「死と変容」作品24
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1956年11月4日(1)、1959年11月28日(2)、シュターツテアター、ドレスデン(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 304) (P) 2008
★ブラームス3番・・・歴史の古い北ドイツのオケを振って、指揮ぶりはいっそう素朴、武骨、堅実である。(宇野)/いずれの演奏も初めて聴くと腰を抜かすような衝撃を受けることは間違いない。(平林)
死と変容・・・ティンパニのゴツゴツした響きやトロンボーンの強奏が効いており、他よりも野趣あふれる雰囲気が特色である。(平林)

[CD 8]
ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調 作品36
ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 作品98
ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1952年12月12日 グロッケンザール、ブレーメン(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 216) (P) 1997
★ベートーヴェン2番・・・この曲には古楽器演奏がよく似合う。したがって現代楽器の演奏ではきりりと冴えたワルターが本命となるが、それと並んでクナの怪物的
演奏も、2番の前衛性を別の面から捉えたものといえよう。(宇野)/音質も良く、個性もよく出ている。第1楽章の重厚な歩み、第2楽章の濃密な味、そして第4楽章は例によって実にゆったりとしている。(平林)
ブラームス4番・・・クナの4番は53年のケルン盤がベストだが、このブレーメン盤も十二分にすばらしい。ただ表現は両者酷似する。(宇野)/渋いブラームスを好む人には、このクナのような強烈な個性の演奏は抵抗があるかもしれない。しかし、少なくとも録音で聴く限りにおいては、このような演奏をした指揮者は世界でも全く類例がない。(平林)

[CD 9]
1. ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
2. マーラー:亡き子をしのぶ歌
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ルクレティア・ウェスト(メッゾ・ソプラノ)
録音:1956年4月9日 ベルリン高等音楽院(ライヴ)
3. <ボーナストラック>
ブルックナー交響曲第8番(第1楽章)のリハーサルとインタビュー
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1961年10月28日の本番前
原盤:Tahra(TAH 607) (P) 2007
●1962年ヘッセン放送響盤と並んでファンの間で有名であった1956年ベルリン・フィル盤「運命」。ベルリン・フィルを相手にゴシック建築のような巨大で崇高な演奏を展開しています。さらには、同一日の前半のプログラムから「亡き子をしのぶ歌」を併録。歌の伴奏になりますが、クナのマーラーとして残されたのはこの1曲だけです。米国のメゾ、R.ウエストとの出会いから生まれた、愛娘アニタをしのぶ歌。クナの心のこもった棒には、19歳で病死したひとり娘への思いが込められています。
それまでプライベート盤(1990年米ミュージック&アーツ原盤をキングでCD化=KICC2026)しかありませんでしたが、ターラ社がこの音源を正規盤化(2007年に発売した「イン・メモリアム」TAH606/9=4枚組のCD2)。さらに嬉しいことに、61年10月28日公演前のブルックナー第8番第1楽章のリハーサル風景(6分弱)と、ウィーン・フィルと共演についてのインタビュー(2分強)を収録。クナの肉声が聴ける!
インタビューは発言内容の日本語訳をブックレットに記載。

[CD 10]
ワーグナー:《パルジファル》ハイライツ(1954)
1. 第1幕への前奏曲
2. クリングゾールの魔法の庭園(第2幕)
3. 聖金曜日の音楽(第3幕)
4. フィナーレ(第3幕)
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T パルジファル)、
マルタ・メードル(Sクンドリ)、
ヨゼフ・グラインドル(Bsグルネマンツ)、
グスタフ・ナイトリンガー(Br クリングゾール)ほか
録音:1954年8月5日 バイロイト祝祭劇場(ライヴ)
原盤:Tahra(TAH 609) (P) 2007
●クナにとって極めつけはワーグナーですが、なかでも《パルジファル》は、1951年以降、53年のみ出演キャンセルがあったものの、復帰の54年から亡くなる前年(64年)まで、毎年バイロイトでこのオペラを振っていたという、究極の十八番レパートリー。54年はバイロイトに復帰した年で、クナも気合いで燃え緊迫感にあふれる指揮、歌手陣もヴィントガッセン、メードル、グラインドル、ナイトリンガー、(このハイライツ盤には歌唱場面は含まれていませんが)ホッターという夢のような布陣。ターラがこのオペラのCD発売にあたって、54年盤を選んだのはまさに正解というべきでしょう。音質もモノラルながら、録音年を感じさせない鮮明さ!声量豊かにとどろく歌声、崇高的に、さらには官能的にまで響き渡る管弦楽・・クナのバイロイト演奏、エッセンスがここにあります。

【演奏】
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

  1. 1. [CD]

  2. 2. [CD]

  3. 3. [CD]

  4. 4. [CD]

  5. 5. [CD]

  6. 6. [CD]

  7. 7. [CD]

  8. 8. [CD]

  9. 9. [CD]

  10. 10. [CD]

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