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Jazz
CD
Pick Me Up Off The Floor
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商品の情報

フォーマット

CD

構成数

1

国内/輸入

輸入 (International Version)

パッケージ仕様

-

発売日

2020年06月12日

規格品番

0874884

レーベル

Blue Note Records

SKU

602508748844

作品の情報
メイン
アーティスト
商品の紹介
彼女の歌は、深く、切なく、美しい―。
ジャズに縁どられた優しいピアノに励ましの詩を乗せ、
「これまでで一番クリエイティヴ」と本人が語るノラ・ジョーンズ、7枚目のスタジオ・アルバムがついに完成。

2016年の『デイ・ブレイクス』以降、フル・アルバムをリリースするつもりなど微塵もなく、しばらく「アルバムを作る」というルーティンワークから遠ざかっていた。しかし、セッションで試したものや書き溜めていたに楽曲たちが、気が付かないうちにバラバラなものを寄せ集めたコラージュではなく、ピアノ・トリオのグルーヴと失望から希望へと向かう歌詞で、つなぎ止められていることに気が付く。そこで、アルバムで音楽を発表するということを再解釈し、自ら遠ざかろうとしていた「アルバム」に再度向き合うことを決意。

ノラは「ラフミックスを携帯にいれ、犬の散歩をするときに聴いていた。そしたら、いつしか頭から離れなくなっていた。で、気づいたの。どの曲にも不思議な一貫した特色があるんじゃないかって。まるで神と悪魔と心と国と地球と私の間のどこかで起きている夢の中、熱病に うなされている感覚だった」と語った。
「たまたまそういうゾーンに入っていたのか、それともさまざまなセッションからその気になったのか、わからない。でも去年の私は、これまでで一番クリエイティヴな気分だった。」そう語るノラは今年に入り、ストリングスやハーモニーなどアルバムの最終仕上げにとりかかった。音楽の作り方に対する考え方を根底から変えることで、新しいインスピレーションの源をみつけ、数曲、共同執筆者を迎えているものもあるが、作詞作曲はすべてノラ自身の手で行った。また、収録されている11曲中、9曲のプロデュースもノラ本人が担当。その他の2曲(「アイム・アライヴ」、「ヘヴン・アバヴ」)に関しては、90年代からUSインディ・ロックを牽引し続けてきたウィルコのフロントマン、ジェフ・トゥイーディーがプロデュースを務め、また、ジェフはその2曲の作詞作曲もノラと共に行った。ジェフとはこれまでも、「#songofthemoment」などのプロジェクトでタッグを組んでいる。

アルバムの核となる部分に関しては、制作初期の段階で彼女と親交が深いドラマーのブライアン・ブレイドとのセッションで完成していたが、アルバムを通して固定のバンド・メンバーは置かず、ジョン・パティトゥッチ(b)、ネイト・スミス(ds)など、総勢20名以上の実力派アーティストが立ち代わり登場する。
発売・販売元 提供資料 (2020/03/13)
収録内容

構成数 | 1枚

合計収録時間 | 00:45:29

    • 1.
      [CD]
レビュー
  • 〈アルバム〉として作られたアルバム
    〈私はこのような時だからこそ、音楽は大切だと信じています。音楽は確かに私の気分を良くしてくれて、必要な時には、すっきりするほどひどい泣き顔にもしてくれるし、ダンス・パーティーにも連れて行ってくれます。やっぱり私のしていることは音楽で、このどうすることもできないと感じる時間の中で、皆さんに届けなければいけないものの一つだと思っています〉――このたびのニュー・アルバム『Pick Me Up Off The Floor』が諸々の社会情勢を受けて当初の予定から1か月リリース延期となったことに際し、このようなコメントを届けているノラ・ジョーンズ。2019年の『Begin Again』が前年の先行配信曲をコンパイルしたものと考えれば、今作は2016年の『Begin Again』以来のオリジナル・アルバムと捉えることもできる。2019年にはメイヴィス・ステイプルズとの"I'll Be Gone"、タリオナ"タンク"ボールとの"Take It Away"や"Playing Along"なども単曲でリリースされていたが、今回それらが未収録となっているのは、久しぶりにノラ自身が〈アルバムを作る〉という行為に向き合って作った楽曲集だからなのだろう。息の合ったジェフ・トウィーディーとの共作/プロデュースによる先行曲"I'm Alive"と"Heaven Above"を除けば、プロデュースはノラ自身が担当。20名以上のミュージシャンを迎えたセッション的な側面は大事にしつつ、曲と詞の本質的な手綱を彼女自身が握ることでアルバムには穏やかな統一感がもたらされている。シンプルで素朴な歌心が味わえるこれらの楽曲が、彼女自身が言うところの音楽の効能に溢れているのは間違いない。
    bounce (C)香椎恵

    タワーレコード (vol.438(2020年4月25日発行号)掲載)

  • 真摯に歌を紡ぐ姿
    呆気にとられるほど早く到着したノラの新作。〈ソング・オブ・ザ・モーメント〉 というコンセプトを用意して方向性を決めずに即興的セッションを重ねながら曲作りを実行した2019年作『Begin Again』とは異なるプロセスで作られたという情報をもとに、ふたたびジェフ・トゥイーディーと組んだ先行発表曲"I'm Alive"を聴きながらその内容を占っていたのだが、雑多なジャンルを自由に横断していくこのところの彼女は見当たらず、ここにはピアノ・トリオの演奏を核として真摯に歌を紡ぐ姿があった。その点ではルーツ回帰志向が打ち出された前々作『Day Breaks』に通じるフィーリングが流れているといえるものの、エモーショナルで内省的な感触がこれまでになく濃厚なのが印象的だ。
    ブライアン・ブレイドやネイト・スミスなどレコーディングに経験豊富なプレイヤーをふんだんに配しながら、全体のトーンを統一することに細かく神経を使うここでのノラ。穏やかな表情ながらもほどよく引き締まったパフォーマンスが並んでいるのは、そういった意識によってもたらされた集中力が影響しているのかもしれない。それにしても、香ばしい木の匂いがするサウンドやふくよかにして清廉なコーラスに彩られた"To Live"や"Were You Watching?"などソウルフル極まりない歌世界のなんと美しいこと。もうひとつのジェフ・トゥイーディー共作曲"Heaven Above"のスピリチュアルな歌声の響きもいつも以上に彼女の横顔を魅力的に際立たせていてウットリしてしまう。
    bounce (C)桑原シロー

    タワーレコード (vol.438(2020年4月25日発行号)掲載)

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