2001年のデビューからその鬼才ぶりで世界中から注目を浴び続けて近年はウィークエンドにサンプリングされたり、フランスを代表するシンセサイザー奏者ジャン=ミッシェル・ジャールやミスター・オワゾとのco-worksなども記憶に新しいセバスチャン・テリエ。
その存在はミュージック・シーンだけにとどまらずラガーフェルドの後を継いだシャネルのスタジオ責任者ことヴァージニー・ヴィアールと深い親交があり、最新のシャネルのイメージモデルにも起用された。
他にも世界的ミュージシャンのPharrell Williams(ファレル・ウィリアムズ)や不老の美と謳われる大女優Isabelle Adjani(イザベル・アジャーニ)、ベルギー出身の気鋭シンガーAngel(アンジェル)、タランティーノ監督「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」にも出演した旬な女優Margaret Qualley(マーガレット・クアリー)など錚々たるメンバーが同じくモデルを務めている。
そんな彼の最新アルバム『Domesticated』(=飼いならされた者)。これは映画監督であるソフィア・コッポラが命名したとされている。アルバムのテーマは「ありふれた日常」
「このアルバムは日常を数奇な何かに変貌させることについて語っています。私たちは日々の雑用に追われた囚人と語りたかったのです。なぜなら人間にとって、家事を懸命に努めないと生活が成り立たないから。人生は永遠の闘いで日々の雑用はその戦いの中心にあるものなのです。」とテリエは語る。
踊りのバレエとフランス語での"長柄ブラシ"の発音をゴロ合わせしたオープニング曲「A BALLET」から、80'sタッチの「Venezia」まで楽しげなフレンチ・ポップの幻想曲に溢れ、日常がテーマだからこそより際立つ病みつきになる妖しさ!稀代のメロディーメーカーとしてのほとばしる才気がリスナーを新たな音世界に誘う!
※BonusTrackは4曲とも近年テリエが手がけた映画のオリジナル・サウンドトラックより収録。日本盤では初収録楽曲。
発売・販売元 提供資料(2020/04/03)