グラスゴー発のトリオバンド、ザ・フラテリス6枚目の新作!!
前作がUKチャートの5位を記録し再結成以来、最高の結果を残した前作から2年、ザ・フラテリスの2年ぶり6枚目の新作発売!今作は長年のコラボレーター、トニー・ホッファーのプロデュースによりバンドとして初めてバッキング・シンガーが導入され新しいアプローチの楽曲がアルバムのスタイルに変化をもたらした傑作!!以前の勢いを完全に取り戻したザ・フラテリスの今が詰まった作品。
(C)名古屋近鉄パッセ店:平野 誉幸
タワーレコード(2021/04/16)
UKチャートの5位を記録し再結成以来、最高の結果を残した前作から2年、グラスゴーのトリオ、ザ・フラテリスのニュー・アルバムが完成。長年のコラボレーター、トニー・ホッファーのプロデュースによる6枚目のアルバムがリリース。 (C)RS
JMD(2020/04/03)
UKチャートの5位を記録し再結成以来、最高の結果を残した前作から2年、グラスゴーのトリオ、ザ・フラテリスのニュー・アルバムが完成。長年のコラボレーター、トニー・ホッファーのプロデュースによる6枚目のアルバム『ハーフ・ドランク・アンダー・ア・フル・ムーン』。
本作はUKチャートでトップ5ヒットを記録し、"Starcrossed Losers"といったヒット・シングルも生み出した2018年のアルバム『In Your Own Sweet Time』に続く6枚目のアルバムとなる。華麗なタイトル・トラックやブラスとストリングを使った瑞々しい楽曲群、そしてトリオが最初に人気をつかむきっかけとなったシンガロングの曲まで、まさに、驚きに満ちた万華鏡のような喜びを持った作品。
「前のアルバムでは新しいアイデアを試してサウンドを広げたんだ。その試みは上手くいったと思うよ。そしてこのアルバムでは、文字通り限界まで、そうしたアイデアを押し上げようと計画したんだ」とバンドのリーダーでソングライターのJon Fratelliは語る。
アルバムはバンドの長年のコラボレーター、Tony Hoffer(Beck、Phoenix、Supergrass)とロサンジェルスでレコーディングされた。巨大なコーラスを強化するためにバッキング・シンガーが導入された最初のアルバムで、歌詞の中には前作と同じキャラクターが度々、登場する。また、「希望するサウンドが最初に決定され、それが曲を決定する」という新しいアプローチがアルバムのスタイルに変化をもたらした。2009年の解散の後、2012年に再結成。新しいファンを獲得し、イギリスのみならず中国等、他国のライヴもソールド・アウト。以前の勢いを完全に取り戻し、いまだ進化を続けるザ・フラテリスの今が詰まった作品となる。
発売・販売元 提供資料(2020/03/13)
それまでのタフなブリティッシュ・ロック路線から一転、ポップでカラフルな音作りを追求した前作『In Your Own Sweet Time』(18年)には彼らも大きな手応えを感じていたに違いない。この6作目ではその前作で打ち出した方向性に、さらに50年代風とも60年代風とも言えるレトロなポップセンスが加えられている。女性コーラスをフィーチャーしたフィル・スペクター・サウンド風の表題曲を1曲目に持ってきたところにバンドの自信が窺える。ストリングス、ホーン、ピアノの音色をふんだんに使いながら、ノーザン・ソウルを含め、フラテリスはビートルズ以前のポップスを現代に蘇らせようとしているかのようだ。勢いに頼らず持ち前のポップ・メロディーを輝かせた楽曲の数々にバンドの成熟を感じる。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.448(2021年3月25日発行号)掲載)