フォーマット |
SHM-CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年06月05日 |
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規格品番 |
UCCQ-1124 |
レーベル |
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SKU |
4988031380208 |
新世代ピアノ・トリオの最新アルバム。音楽性は過去作品と同様にポストロック寄りのエモい透明感を宿したピアノトリオサウンドですが、セルフタイトルを付けるだけあってどの楽曲も素晴らしく、前作と比べて印象的なメロディーが格段に増えていて爽快!メンバーが"自分を表現しながら自信をもって演奏する"ことができるようになったという自信作!
(C)久留米店:長谷川 健
クリス・イリングワース(p)、ニック・ブラッカ(b)、ロブ・ターナー(ds)から成るマンチェスター発の新世代ピアノ・トリオ、ゴーゴー・ペンギンの2年ぶりとなるブルーノート3枚目のアルバム。
現代の最新エレクトロニクスを使用したオリジナル・コンポージングをしつつ、メンバー3人がアコースティックの楽器で演奏するスタイルにより磨きのかかった本作。影響されている音楽はクラシック/エレクトロニカ/ロック/ジャズなど幅広い。
バンド名を本作のタイトルに採用、メンバー3人が「それぞれ自分の場所を見つけ、自分を表現しながら自信をもって演奏する」ことができるようになったという強力作品。
これまではスタジオに入っておよそ3日間でアルバムを制作しなければならなかったが、本作では作曲に6ヶ月かけ2週間でレコーディングという余裕のあるスケジュールで初めて挑むことができ、より1曲1曲に時間をかけ、試しては捨てるといった実験も積み重ね吟味できたそう。
クリス曰く、「より洗練されたアルバムができた。これまで僕ら3人はまだ若くてシンプルな人生を歩んできたけど、少し年をみんなとって、人生においても様々なドラマや音楽に影響を与えるほどの重要な出来事もでてきた。身近な人の死や病気、そしてクリスは父親になったり。長生きすれば現実はより複雑になる、僕らの音楽ではそれを反映しなくちゃと思う。」
「僕らがステージに立ち、シンセのようなディストーションのかかったニックのベースと、ロブが人力で叩くハウス・ビートで子供やお爺さん、若者、誰もがみんなが踊ってくれること、これが一番大事なんだ。僕らの音楽をどうこう言われるのは全然僕らは気にしないよ」とクリス。
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:48:14
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1.[SHM-CD]
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1.1_#00:02:02
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2.アトマイズド00:04:23
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3.シグナル・イン・ザ・ノイズ00:06:03
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4.オープン00:04:47
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5.F・メジャー・ピクシー00:05:48
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6.コラ00:05:35
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7.トーテム00:03:54
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8.エンバース00:03:00
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9.トゥ・ジ・NTH00:04:34
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10.ドント・ゴー00:03:39
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11.プチ_ア (日本盤ボーナス・トラック)00:04:24
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ブルー・ノートから4年ぶり3枚目のフル作が登場するゴーゴーペンギン。現行のUKジャズ評価の嚆矢となったこの若きピアノトリオの存在感は今尚増し続ける。今作はセルフタイトルかつ、白地に白のロゴマークをあしらったきわめてシンプルなアートワーク、これが真の我々だと言わんばかりの意匠。あくまでアコースティックなピアノトリオの出音に拘りながら作曲工程や演奏に最新のテクノロジーを駆使し表現の地平を切り拓こうとする攻め続ける姿勢、彼らのアイデンティティそのものだ。
intoxicate (C)片切真吾タワーレコード (vol.145(2020年4月20日発行号)掲載)
