ドアーズのギタリストであり、ソングライターでもあるレジェンド・ミュージシャン、ロビー・クリーガーが約10年ぶりとなるソロ・アルバムをリリース!アーサー・バローやジョック・エリスなどフランク・ザッパのバンドにいた友人たちとともに作り上げたジャジーでサイケデリックなインストゥルメンタル・アルバム『THE RITUAL BEGINS AT SUNDOWN』完成!
ドアーズのギタリストであり、ソングライターでもあるロビー・クリーガー。その彼がソロ・アーティストとして、約10年ぶりにアルバムを発表する。ロック史上、最も大きな影響を与えたバンドの一つであり、ロックンロールの殿堂入りも果たした伝説的バンドのメンバーとして、彼は「Light My Fire(ハートに火をつけて)」、「Love Me Two Times」、「Touch Me」、そして「Love Her Madly」などのヒット曲のソングライティングも手掛けている。
その彼が今回リリースする『THE RITUAL BEGINS AT SUNDOWN』。2010年にリリースし、グラミー賞にもノミネートされた『SINGULARITY』以来となる本作は、その前作と同じく、ロビーの長年のソングライティング・パートナーであり、共同プロデューサーでもあるアーサー・バローが一緒に制作に関わっている。バローは、1970年代から80年代にかけてフランク・ザッパとともに仕事をしていたほか、ジョルジォ・モロダーやジョー・コッカー、ダイアナ・ロスやジャネット・ジャクソン、さらには『トップガン』や『スカーフェイス』などのサウンドトラックを手掛けた経験を持つ。
「友人のアーサー・バローと一緒に作った曲をあれこれと弄っていて、そこに他の友人たちを巻き込んだのさ」アルバムの成り立ちについてロビーはそう説明する。アーサー・バローとともに、ロビーを盛り立てるのは、彼のファースト・ソロ・アルバムでも活躍したSal Marquez (トランペット)やフランク・ザッパのアルバムにも参加しているJock Ellis (トロンボーン)、さらにTommy Mars(キーボード)、Joel Taylor (ドラムス)、AeB Bryne(フルート)、Vince Denim(サックス)、Chuck Manning(サックス)、Joel Wackerman(ドラムス)といった面々だ。通算9作目のソロ作である『THE RITUAL BEGINS AT SUNDOWN』は、オリジナル・ナンバー9曲と、フランク・ザッパの「Chunga's Revenge」のカヴァーからなる全10曲入りのインストゥルメンタル・アルバムとなる。アルバムのサウンドからは、ロビーが持つジャズへの傾倒、そしてアーサー・バローらのザッパ風要素を垣間見ることができる。実際、ドアーズが結成される前、彼は後にバンド・メイトとなるジョン・デンスモアと一緒にジャズを理解しようとクラブにウェス・モンゴメリやローランド・カーク、マイルス・デイヴィスなどを見に行ったこともあったという。ロビーはこう振り返る。「最初はよくわからなかったけど、だんだん自分の中に染み込んできて、そこから大好きになったのさ」
近年では音楽だけでなく絵画も手掛けているロビー。本作のジャケットにも彼が最近完成させた絵画作品が使用されている。『THE RITUAL BEGINS AT SUNDOWN』に関して、ロビー本人はこう語る。「・・・自分のために曲を作っているようなものだ、『Light My Fire』のようなヒットが生まれるのは期待してないさ」さらに笑いながら彼はこう続けた。「まあ、どうなるかはわからないけどね」
発売・販売元 提供資料(2020/02/28)