モダンでレトロなアメリカーナ・ミュージック。染みます。
現代アメリカーナ・ミュージックの伝承者ポーキー・ラファージの新作。'83年イリノイ州に生まれ、各地を放浪しながらバスキングをしたり、ジャグ・バンド風のコンボを組んだりしているうちにジャック・ホワイトと知り合い彼の「サードマン・レコード」から作品を発表したり、アメリカン・ルーツ・ミュージックの名門「ラウンダー・レコード」と契約したりと着実にキャリアを重ねながら、9作目となる今作をリリース。今作はこれまでのジプシー・スウィング~カントリー、ブルース的なエッセンスに加え、ホーギー・カーマイケル的なグッド・オールド・アメリカン・ミュージックな味わいが増した好作。癒されます。
(C)吉祥寺店:狩野 卓永
タワーレコード(2020/04/17)
アーリー・ジャズ、シプシー・スウィング、カントリー・ブルースなどアメリカの伝統的なルーツ・ミュージックを現代に甦らせる"ポーキー・ラファージ"最新スタジオ・アルバム!
プロデューサーに"ラナ・デル・レイ"も手掛ける"クリス・シーフリード"を起用し、古き良きスタイルと現代的なサウンドをクロスオーヴァーしたまさにアメリカーナ!
2007年にリリースされた1st『Marmalade』以降、アーリー・ジャズ、ジプシー・スウィング、カントリー・ブルース、ラグタイムなど一貫してアメリカのルーツ・ミュージックを"今"の音楽として表現するポーキー・ラファージ。Concord/Rounder Recordsより2017年にリリースされた前作『Manic Revelations』から現代アメリカーナを代表するレーベルNew West Recordsに移籍しリリースされる本作は、彼の一貫したスタイルはそのままにさらなる進化を遂げた2020年代の幕開けに相応しいアメリカーナ・サウンド!プロデューサーにはラナ・デル・レイなども手掛けるU.S.現行シーンのトップ・プロデューサー、クリス・シーフリードを起用、ミュージシャンはジョエル・パターソン(Guitar)、スコット・リゴン(Keyboard)、ジミー・サットン(Bass)ら凄腕のシカゴ勢がサポートした鉄壁のラインナップ!
発売・販売元 提供資料(2020/04/10)
アーリー・ジャズ、シプシー・スウィング、カントリー・ブルースなどアメリカの伝統的なルーツ・ミュージックを現代に甦らせる"ポーキー・ラファージ"最新スタジオ・アルバム! (C)RS
JMD(2020/03/05)
一風変わったルーツ音楽を作り続けるイリノイ生まれの酔狂者がニュー・ウェストへ移籍。ラナ・デル・レイなどを手掛けるクリス・シーフリードがプロデューサーに迎えたこの新作は、オールドタイミーな雰囲気とイマっぽい感触がいい塩梅に混じり合う摩訶不思議なポップス集となった。ジョニー・ティロットソンあたりを手本としたと思われる"Carry On"といった60sスタイルの甘酸っぱいナンバーもニクいほどキマッてるんだ。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.438(2020年4月25日発行号)掲載)