1986年にイギリス北部のウェスト・ヨークシャー州ハリファクスにて、ニック・ホルムズ(ヴォーカル)とグレッグ・マッキントッシュ(ギター)らによって結成されたパラダイス・ロスト。1991年にリリースした2ndアルバム『ゴシック』(1991年)でゴシック・メタルというスタイルを提示した彼らは、メロディアスに進化した『アイコン』(1993年)や『ドラコニアン・タイムズ』(1995年)で日本でも一気に知名度を上げることに成功する。
その後、ヘヴィなスタイルから遠ざかった時期もあるが、『シンボル・オブ・ライフ』(2002年)以降、ヘヴィなギター・サウンドとパワフルなビートを軸にしたスタイルへと戻った彼らはアルバム毎に原点へと近づいていき、前作の『メデューサ』ではミドル/スロー・テンポの楽曲を中心にヘヴィでダークな世界をこれまで以上に深く追求。この作品でデス・メタル、ドゥームの要素を感じさせるスタイルを披露した彼らが、約3年ぶりに発表したのが本作『オブシディアン』である。
『メデューサ』の流れを汲みつつ、ゴシックのテイストも強く押し出したこの作品は、ヘヴィなサウンドの中に美を感じさせるような楽曲が並ぶ。ニックのエモーショナルな歌も聴きどころとなっており、中には『アイコン』や『ドラコニアン・タイムズ』の時代を彷彿とさせるものもある。どの曲も重厚でありながら洗練されており、パラダイス・ロスト本来の魅力を踏襲しつつ、現代的なスタイルへとアップデートしたような作品に仕上がったと言えるだろう。
日本語解説書封入/歌詞対訳付
【メンバー】
ニック・ホルムズ(ヴォーカル)
グレッグ・マッキントッシュ(リード/リズムギター)
アーロン・エイディ(リズムギター)
スティーヴ・エドモンドソン(ベース)
ワルテリ・ヴァイリネン(ドラムス)
発売・販売元 提供資料(2020/04/10)
名作『ドラコニアン・タイムズ』 で知られるデス・ドューム/ゴシック・メタル界のパイオニア、パラダイス・ロストによる約3年ぶりの16thアルバム『オブシディアン』完成!バンドが本来持つゴシックのテイストを強め、ダークでかつ美しい世界を構築。原点回帰と進化が交錯した力作がここに誕生した。 (C)RS
JMD(2020/03/27)