マルセロ・モギレフスキーとの連盟作をリリースしたクアレイム・カルテット、初の単独名義作品
ヴァイオリンのロドリゴ・バウザとフェデリコ・ネイサンは、2001年にウルグアイでヴァイオリンを学んでいた時に出会う。クラシック音楽とポピュラー音楽の両方に興味を持っていた2 人は、それぞれの分野で10年間学び、キャリアを積んだ後、新しいタイプの弦楽四重奏団を設立。チェリストのギョーム・ラティルとヴァイオリニストのマーラ・ティエレスと出会い、2013年にクアレイム・カルテットを結成。オアハカ(メキシコ)のフェスティバル・インストルメンタでコンサートやマスタークラスを開始し、それ以来、フランス、スペイン、ドイツ、ウルグアイ、アルゼンチンで多くのコンサートを行ってきた。
2015年に国際的に高く評価されているマルチ・インストゥルメンタリストのマルセロ・モギレフスキーと録音したカルテットの最初のCD「Cinco」には、バウザ、ネイサン、モギレフスキーの新曲が収録。この録音は報道機関でも高く評価され、アルゼンチンの新聞「ラ・ナシオン」で「今年の録音」に選出された。
本作はカルテット単独名義としては初のアルバムで、ヴァイオリンを主軸とした情熱的なタンゴ曲がズラリと並ぶ一枚。
発売・販売元 提供資料(2021/11/02)
クラシカルな優美さとスリリングな即興アンサンブルが同居。時にノスタルジックな演出も交えフォルクローレやタンゴといった南米伝統を消化した新たな弦楽四重奏の形を体現するカルテットの初の自身名義作。ロドリゴ・バウサーとフェデリコ・ネイサンという共に現在の南米を代表する奇才ヴァイオリニストはじめ個性豊かなカルテットは今回ゲストとして中南米からアフリカの音楽を極めた才女ナターシャ・ロジャースのパーカッションと可憐な歌声を迎え入れ、あらゆる弦の可能性を最大限表現。中世的に言うなら庶民も貴族も一様に身体から反応し踊らざるをえないユニークなダンス・ミュージックを完成させた。
intoxicate (C)小畑雄巨
タワーレコード(vol.155(2021年12月10日発行号)掲載)