鬱陶しいほど"愛よりたしかなものなんてない"と叫ぶ春ねむり、2年ぶりとなるアルバム発売決定!氷点下30度という超極寒のロシアで撮影したミュージック・ビデオが話題となった「ファンファーレ」、ポエトリーリーディングを扱う彼女にしか表現できない、春ねむりのニュー・アンセム「Riot」、既にライブでも披露されているパンキッシュな楽曲「愛よりたしかなものなんてない」、などを収録。今作も全ての楽曲は自身が作詞・作曲・プロデュースを行い、まじりけのない<春ねむり>となっている。 (C)RS
JMD(2020/03/18)
鬱陶しいほど"愛よりたしかなものなんてない"と叫ぶ
春ねむり、2年ぶりとなるアルバム「LOVETHEISM」発売決定!
春ねむりが、2年ぶりとなるアルバム「LOVETHEISM」をリリース。
2019年、日本を飛び出し複数の大型フェスティバルを含むアジア・ヨーロッパツアーを敢行。
全15公演行ったヨーロッパツアーでは、多数の公演がソールドアウト。また、20万人級の巨大フェスティバル「Primavera Sound 2019」への出演など、言葉の通じない観客を沸かし大きな話題を集めた。
そして2020年、自身にとって初の北米ツアーも決定し、さらに世界へと活動エリアを拡大させていく。
そんな中、ついに2年ぶりとなる待望のアルバムを完成させた。
前作「春と修羅」(2018年4月)は、海外リスナーからポジティブな反応が続出し、様々な有名音楽メディアの2010年代ベストアルバムへピックアップされた。また、アメリカ最大の音楽評価サイト"RYM(RATE YOUR MUSIC)"や"AOTY (Album of The Year)"では、2018年のアルバム作品としてそれぞれ世界30位(RYM)、世界21位(AOTY)にランクインするなど、非常に高い評価を得ている。これはいずれも日本人アーティストの最高位となる。
そして、その「春と修羅」以降2年ぶりとなる今作「LOVETHEISM」には、今年1月にデジタルリリースされ、氷点下30度という超極寒のロシアで撮影したミュージック・ビデオが話題となった「ファンファーレ」、ポエトリーリーディングを扱う彼女にしか表現できない、春ねむりのニュー・アンセム「Riot」、既にライブでも披露されているパンキッシュな楽曲「愛よりたしかなものなんてない」、など、全7曲が収録される。今作も全ての楽曲は自身が作詞・作曲・プロデュースを行い、まじりけのない「春ねむり」となっている。
二つの長い三つ編みをかろやかに揺らし、ワンピースを着た"うたう最終兵器"は、文字通り「音楽」で世界を、自分を、他人を、人間を、救い続ける。
これが新世代のジェイポップ、こころはロックンロール。
発売・販売元 提供資料(2020/03/07)
話題作『春と修羅』以来、約2年ぶりのアルバムに息づくのは〈音楽の可能性〉を信じる気持ち。命の営みの連鎖を感じさせる壮大な幕開け曲"ファンファーレ"から、パンキッシュなサウンドが激しく脈動する"愛よりたしかなものなんてない"、祝祭的な狂騒に満ちた"Riot"まで、くそったれの世界の中心で愛を叫ぶその姿には、孤高の美しさが漂う。"Amazing Grace"を織り込んだ"りんごのうた"で締める構成も見事。
bounce (C)北野創
タワーレコード(vol.438(2020年4月25日発行号)掲載)