90年代にデンマーク音楽史上最高のセールスを叩き出し、日本でも多くのファンを獲得したにもかかわらず、たった2枚のアルバムで一度は解散した彼ら。以降、ファンは長い長い"DMLロス"に陥っていた。そんな彼らが、2016年に約20年というリリース・インターバルを経て、『フォワード・イン・リヴァース』というこの上ない復活作で我々の前に帰ってきてくれたのは記憶に新しいところ。しかも1年の間に3度の来日公演(ラウドパーク2年連続参戦と単独ツアー)という離れ業もやってのけ、切れ味の増した極上テクニックと熟成された表現力が合わさり、たった3人で奏でるロックとしては無敵ともいえる素晴らしいステージングを披露してくれた。あの最高の復活イヤーを飾ってから4年。DMLらしさはそのままに、新たなチャレンジを封じ込めたという待望の4thアルバムを引っさげてシーンに戻ってきた。 (C)RS
JMD(2020/02/26)
ダイハードなロック・ファンにはもはや説明不要!あの鉄壁ロック・トリオが新たな感動をもたらしてくれる時がついにやってきた。
90年代にデンマーク音楽史上最高のセールスを叩き出し、日本でも多くのファンを獲得したにもかかわらず、たった2枚のアルバムで一度は解散した彼ら。以降、ファンは長い長い"DMLロス"に陥っていた。そんな彼らが、2016年に約20年というリリース・インターバルを経て、『フォワード・イン・リヴァース』というこの上ない復活作で我々の前に帰ってきてくれたのは記憶に新しいところ。
しかも1年の間に3度の来日公演(ラウドパーク2年連続参戦と単独ツアー)という離れ業もやってのけ、切れ味の増した極上テクニックと熟成された表現力が合わさり、たった3人で奏でるロックとしては無敵ともいえる素晴らしいステージングを披露してくれた。
あの最高の復活イヤーを飾ってから4年。DMLらしさはそのままに、新たなチャレンジを封じ込めたという待望の4thアルバムを引っさげてシーンに戻ってきた。唯一無二のDMLメロディーとストイックに躍動する3人の雄姿に、またとことん酔いしれようじゃないか!
発売・販売元 提供資料(2020/02/21)
復活後の第2弾となる4年ぶりの新作は、往年のサウンドを響かせて長いブランクを埋めるに値する出来映えだった前作『Forward In Reverse』に対し、魅力の一つである知性的なプログレ要素を増強させ、シングル"California Rain "以外の全曲を繋げた実験的な構成となっている。なかでもラストを飾る4章から成る壮大な組曲が素晴らしく、いまも進化し続ける姿を提示した実に興味深い内容だ!
bounce (C)山口コージー
タワーレコード(vol.437(2020年3月25日発行号)掲載)
もう今年度No.1で良いんじゃない?重く、分厚く、かつとても美しい。