話題沸騰中のサンダーキャット最新アルバム!
サンダーキャットが待望の新作をひっさげて帰ってきた!
2017年を代表する傑作として名高い『Drunk』で、超絶技巧のベーシストから正真正銘の世界的アーティストへと飛躍を遂げた以降も、フライング・ロータス『Flamagra』やトラヴィス・スコット『Astroworld』、故マック・ミラー『Swimming』への参加、ここ日本でもフジロック、サマーソニックへの出演や、アニメ『キャロル&チューズデイ』への楽曲提供するなど、常に注目を集めてきたサンダーキャットが、遂に待望の最新作『It Is What It Is』をリリース!
ザ・インターネットの中心メンバー、スティーヴ・レイシーと、伝説のファンク・バンド、スレイヴのスティーヴ・アーリントンが参加した先行シングル「BlackQualls」(アルバム収録版にはさらにチャイルディッシュ・ガンビーノも参加!!)をはじめ、ソウル、ファンク、ジャズ、AOR、ヒップホップをこれぞサンダーキャットといったスタイルで再生した全15曲を収録。
そのスティーヴ・レイシーとスティーヴ・アーリントン、チャイルディッシュ・ガンビーノに加え、カマシ・ワシントン、リル・B、タイ・ダラー・サイン、バッドバッドノットグッド、ルイス・コール、ザック・フォックスら、超豪華アーティストが集結し、盟友フライング・ロータスが共同プロデュースを手掛けた。
発売・販売元 提供資料(2020/01/28)
強烈なジャケットに豪華客演陣、もちろん内容の凄まじいド変態っぷりで一大出世作となった『Drunk』より3年ぶり、スリムになった体躯とは裏腹にうねりまくったベースラインと持ち味の透き通るファルセットを引っ提げ、自身とフライング・ロータスの共同プロデュースで通算4作目が完成。ハイムの3姉妹が友情出演したMVも最高の仕上がりだった先行カット"Dragonball Durag"、スティーヴ・レイシーと元スレイヴのスティーヴ・アーリントン、チャイルディッシュ・ガンビーノまで招いた"Black Qualls"などのリード曲を軸にし、ベーシストとしての才覚を発露させたスキットを随所に潜ませながらさらりと聴かせてしまう手腕は生来のバランス感覚によるものだろう。会心の一枚だ。
bounce (C)藤堂てるいえ
タワーレコード(vol.437(2020年3月25日発行号)掲載)