Shohei Takagi Parallela Botanica(ショウヘイ タカギ パラレラ ボタニカ)ceroのボーカル、フルート、多くの楽曲で作詞、作曲も手がけている高城晶平によるソロプロジェクトが2019年より始動。音源作品は未リリースながらも、2019年1月に"カクバリズム presents Quiet Spark #3"at 渋谷クラブクアトロにて初ライブを敢行し、"Circle"FUJIROCK FESTIVAL"にも出演。2020年4月に初の音源となるファーストアルバムをリリースすることが決定。 (C)RS
JMD(2020/04/03)
ceroボーカル高城晶平によるソロプロジェクト「Shohei Takagi Parallela Botanica」がファーストアルバム『Triptych』をリリース!
今作は、Shohei Takagi Parallela Botanicaにとって初めての音源作品で、「三連祭壇画」を意味するタイトルの通り、3曲3部構成の全9曲が収録されるコンセプチュアルなフルアルバム。
共同プロデューサーとしてSauce81を迎え制作。
発売・販売元 提供資料(2020/02/18)
ceroの髙城晶平が立ち上げたソロ・プロジェクトの初音源となるフル・アルバム。共同プロデューサーとしてSauce81を迎え、角銅真実や光永渉、高田漣といったプレイヤー陣を招いて作り上げた本作は、近年のceroと地続きの複雑なリズムを纏った楽曲も収めてはいるものの、そうしたプログレッシヴなアプローチが押し出されているわけではなく、まず耳を捉えるのはアメリカン・ルーツ・ミュージックの肥沃な滋味を吸収したアンサンブルと、レイドバックしたグルーヴ感だ。だが、その成熟したサウンドが靄がかったプロダクションに沈み、黄昏の色調が滲むさまざまな物語が吹き込まれると、どこかディストピアを感じさせもする荒んだ世界が浮かび上がる。甘美で退廃的でもあり、それゆえに不穏な第一作だ。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.437(2020年3月25日発行号)掲載)