時に優しく、時にせつなく、美しい調べがこだまする。秋田県在住、風景の音にアコースティックな音を添えサンプリング等の手法を交えて公開する<音メモ>シリーズでSoundCloudを通じて海外でも多くのファンを獲得してきたsatohyoh、2017年4月にリリースした初流通作品となる1stアルバム『inacagraphy+』より約2年、音楽的な成熟度もぐっと増したsatohyoh待望の2ndアルバムが完成! (C)RS
JMD(2020/01/31)
時に優しく、時にせつなく、美しい調べがこだまする。
秋田県在住、風景の音にアコースティックな音を添えサンプリング等の手法を交えて公開する「音メモ」シリーズでSoundCloudを通じて海外でも多くのファンを獲得してきたsatohyoh、2017年4月にリリースした初流通作品となる1stアルバム『inacagraphy+』より約2年、音楽的な成熟度もぐっと増したsatohyoh待望の2ndアルバムが完成!
《好きと感じること、正しいと感じること。角度が変われば「正しさ」は変わる。誰かに教えたり、誰かを支えるとき、「正しさ」に迷う。「好きと感じること」を教える、「好きという気持ち」で支える。自ずと「正しさ」に繋がる。》として名付けられた『feel like, feel right』では、ピアノ、ギターやアコースティック楽器の音を中心に、味わい深いサンプルや豊かな景色の音を混ぜ合わせることで、田舎の景色や情緒溢れる日本の原風景に寄り添ったかのようなオリジナリティー溢れるサウンドが展開されている。
叙情的なピアノが導くM1「same old tomorrow's glow」M15「the hot-air balloonfloating in the chilly sky」、リラックスさが心地良いM3「toro」M8「ongoing」、音楽制作仲間であるkota okuyamaがギターとコーラスで参加したM6「bange」、ジャジーなアプローチが気持ち良いM7「alphabetagammadelta」、鍵盤と弦により奏でられるどこまでも美しいM9「rufous scene」とハーモニカがノスタルジーを広げるM12「break in the parking」をはじめ聴き所が詰まったアルバムだが特筆すべきは1st同様に参加している橋本愛里のボーカル曲であろう。
2010年にデビュー~HMVのキャンペーン「NEXT ROCK ON」で最優秀ルーキーに選出~ガールズバンド「スパンクル」のボーカルであった、わらべ歌と考古学を学んだボーカリスト橋本愛里が歌うM2/4/10/14の4曲では、彼女の透明感ある声を生かしたsatohyohのソングライターとしての才能を感じる事が出来、本作の魅力をより一層高みへと導いている。
発売・販売元 提供資料(2020/01/27)
秋田を拠点とする音楽家の約2 年ぶりとなる2作目は、橋本愛里による無垢なヴォーカルとカラフルな電子音が舞う"天気雨"をはじめ、幻想的なエレクトロニカにピアノやアコギなどの生楽器、電車の環境音などを重ねた温もりある音世界を展開。日常感の溢れるポップな楽曲が中心ではあるが、軽快なブレイクビーツに仕上げた"alphabetagammadeta"など、クラブ・ミュージックにアプローチした妙技も聴きどころです!
bounce (C)郡司和歌
タワーレコード(vol.436(2020年2月25日発行号)掲載)