部屋籠りライフのBGMにもぴったりなLo-Fi Hip Hopコンピ。
Jazzy Hip Hopシーンが熱を帯びた2007年に産声をあげ、数々のLo-Fi Hip Hopをリリースしてきたorigami PRODUCTIONSのアーティストの楽曲を1枚に集めたコンピレーション。オーストラリア森林火災の復興支援のために編まれた本作。mabanua、Kan Sano、OvallをはじめとしたアーティストによるLo-Fi Soul~Lo-Fi Hip Hopな楽曲を全12曲収録。
(C)オンライン:諏訪 貴則
タワーレコード(2020/04/10)
origami PRODUCTIONSが14年の歴史の中でリリースしてきた"Lo-Fi Hip Hop, Soul"楽曲を集めたコンピレーションが完成。mabanua、Shingo Suzuki、関口シンゴ、Kan Sano、Michael Kaneko、Nenashi、Ovallによる、新曲を含む色彩豊かな楽曲を1枚にコンパイル。 (C)RS
JMD(2020/01/30)
EDM、トラップ以降のトレンドとして急激に世界中で注目を集めているLo-Fi Hip Hop。J DillaやNujabesを筆頭に、00年代に盛り上がりをみせたJazzy Hip Hopが、2018年にLo-Fi Hip Hopというワードで再定義され、新世代の音楽リスナーが「フレッシュな音楽」として捉え、世界中でムーブメントとなった。
そんな中、Jazzy Hip Hopシーンが熱を帯びた2007年に産声をあげ、数々のLo-Fi Hip Hopをリリースしてきたorigami PRODUCTIONSのアーティストの楽曲を1枚に集めたコンピレーションが満を持してリリース!
収録曲は今もなおファンを寄せ付けるShingo Suzukiの名曲"Night Lights"のニューヴァージョン"Night Lights 2020"や"Inside Your Love"に加え、laidbook名義のShingo Suzuki作の楽曲"After the rain"。mabanuaはトラックメイカーとして活動初期に完成させた"done already"や、CD化されていない隠れた傑作"in your"。また、Lo-Fi Soulとも言えるMichael Kanekoの新境地"Alive"、無名にも関わらずデビューシングルにして50万再生を超えるヒット曲となったNenashi"Lost in Translation"。Kan Sanoは2019年世界規模でヒットし、Lo-Fi Hip Hopの代表曲となった"Sit At The Piano"(ストリーミングで500万再生を突破)に加え、その続編とも言える新曲"OnMy Way Home"を蔵出し!関口シンゴもLo-Fi Hip Hopド真ん中の新曲"North Wing"を本作で初披露!さらにOvallによる"Moon Beams"やlaidbookによる"Resurrection"は、バンドサウンドにも関わらずLo-Fi Hip Hopファン垂涎の定番曲!
また、このプロジェクトは先日オーストラリアで起こった森林火災を受けて「音楽で出来る事はないか?」レーベル内で模索した結果、急遽発足したもの。CD(配信、サブスクリプションは利益の一部を一定期間分)の利益は寄付する事になっており、音楽で貢献できる1つのアクションになっている。
余分なものを取り払ったビート、癒しと温かさを感じさせるギターやピアノ、ノスタルジックで情緒的なLo-Fiサウンドはその心情に最も近く、復興に向けて祈りを込めた選曲となっている。
発売・販売元 提供資料(2020/01/28)
オーストラリア森林火災の復興支援のために編まれたori-gamiのコンピは、かつて〈ジャジー・ヒップホップ〉と呼ばれた楽曲を再定義したローファイ・ヒップホップの目線で選曲されたものだ。関口シンゴ、Kan Sanoの新曲をはじめ、Michael KanekoやNenasiの配信曲、mabanua"in your "の初CD化、Shingo Suzukiの名曲"Night Lights"の新ヴァージョンなどヒネリの効いたセレクトも◎。世界基準のクォリティーを堪能できる。
bounce (C)稲村智行
タワーレコード(vol.437(2020年3月25日発行号)掲載)