遂 ニ コ ノ 時 ガ キ タ !!!!!
漆黒のレジェンド、スティーヴ・スペイセック
ヘンリー・ウー率いる<BLACK FOCUS>より最新アルバム発売決定!!!!!
サウス・ロンドンのジャズとハウスが疾走する猥雑な交差点にして、すでに高いプロップスを獲得している<BlackFocus>作品第3弾は、UKソウル界の生ける伝説にしてイノヴェーター、スティーヴ・スペイセック最新アルバム!!様々なプロジェクトでレフトフィールドからダンス・レコードまで手掛け、本名義では<Eglo>からリリースされた傑作『Natural Sci-Fi』以来、2年ぶり3作目となる本作。タイトル通り、Jディラ、サーラー、プラチナム・パイド・パイパーズらとの親交も深い氏らしくデトロイトのハウス・サウンドを軸に、ジャズのスウィング・マナー、ブロークン・ビーツの心地よいアクセント、そして燻し銀のファルセット・ヴォイスでなぞられるソウルフルなメロディーが充満する全9曲を収録。
また今作はビートメイクからヴォーカル録音までiPhoneとiPadを駆使して制作されており、マッドリブがフレディー・ギブスとの『Bandana』のビートをほぼiPadのみで制作したという逸話に続く形で、テクノロジーの進化がスティーヴ・スペイセックの濃密なクリエイティヴの核心をさらに露わにする格好となった。
発売・販売元 提供資料(2020/01/21)
アフリカ・ハイテックをはじめとするさまざまなプロジェクトでダンス・ミュージックの可能性を探求するスティーヴ・スペイセックが、急成長著しい南ロンドンのブラック・フォーカスから本人名義でのニュー・アルバムを発表。タイトルが表す通りデトロイト由来のハウス・サウンドを軸に、ブロークン・ビーツや自身によるファルセット・ヴォイスもアクセントに交えて展開。長尺の"Waiting 4 You"が実に官能的だ。
bounce (C)藤堂てるいえ
タワーレコード(vol.436(2020年2月25日発行号)掲載)
自身を持って勧めるならこの作品。ジャズテイストにデトロイトハウスを組み込んだ心地よさも兼ね揃えたフューチャービート。傑作です。