downyがついに3年半ぶりのフルアルバムをリリース。本作には2018年に他界した、ギタリスト青木裕が死の直前まで向き合った最後のギターの音が収録されている。本作からDAOKOや泉まくらなどのトラックメイキングなども担っているSUNNNOVA(Samlper/Synth)が正式メンバーとして加入。これまでの強靭なdownyサウンドに鮮やかな彩りを加え、これまでのdownyらしさを残しつつも、バンドとして大幅な変化を遂げた作品となっている。 (C)RS
JMD(2020/02/13)
ギタリスト・青木裕が、死の直前まで向き合った音が込められたdowny7枚目のフルアルバム。新メンバーSUNNOVAの加入、そして自主レーベルを立ち上げ、変化し続けるバンドの最新作。
downyがついに3年半ぶりのフルアルバムをリリース。
本作には2018年に他界した、ギタリスト青木裕が死の直前まで向き合った最後のギターの音が収録されている。
本作からDAOKOや泉まくらなどのトラックメイキングなども担っているSUNNNOVA(Samlper/Synth)が正式メンバーとして加入。これまでの強靭なdownyサウンドに鮮やかな彩りを加え、これまでのdownyらしさを残しつつも、バンドとして大幅な変化を遂げた作品となっている。
なお、本作はdownyが新しく立ち上げた自主レーベル「rhenium records」(レニウムレコーズ)からリリースされる。
発売・販売元 提供資料(2020/02/05)
トラックメイカーのSUNNOVAをメンバーに迎え、新体制での初作となる3年半ぶりのフル・アルバム。2018年に他界した青木裕のギターの音も用いられ、凄まじい熱量のこもった作品が誕生した。喪失を感じさせるメランコリックなピアノに始まり、やがてホワイトノイズが広がる"コントラポスト"、変則的なリズムの"視界不良"という暴風雨のような冒頭2曲が圧巻で、そこから真骨頂のソリッドなハードコア"good news"に至る流れも完璧。青木ロビンのヴォーカルもいつになくエモーショナルだったり、ときにエディットされたりと、さまざまな表情を見せる。鋼のようなギターが鳴り響くなか、混沌としたラストを迎える"stand alone"まで、人力ビート・ミュージックの極北をさらに更新する傑作だ。
bounce (C)金子厚武
タワーレコード(vol.437(2020年3月25日発行号)掲載)