ICE-T率いるラップメタルのオリジネーター=BODY COUNT(ボディ・カウント)3年ぶりとなる最新作『Carnivore』
混沌とした時代にICE-Tが牙をむく!
ICE-Tと高校時代からの親友Ernie Cが中心となり、2人が愛するメタル、パンク、ラップを融合させたバンドとして結成されたBODY COUNT。1992年のデビュー作『BODY COUNT』の収録曲『Cop killer』における警察組織、国家権力への過激なメッセージが物議を醸し発売中止となるなど強い批判精神を持ち続けるラップメタルバンドである。3年前に発表された前作『Bloodlust』のリリース後にバンドの状況は変化する。なんと第60回グラミー賞「Best Metal Performance」にノミネート、授賞式ではノミネート曲「Black Hoodie」をプレイし大きな話題を呼んだ。過去に例を見ない程に注目を浴びるなかリリースされる今作も『Carnivore(肉食獣)』というタイトルに恥じない獰猛なサウンドを誇る。バンド結成30周年を自ら祝う記念すべき7作目だが、怒りに満ちたICE-Tの社会的批判を込めた歌詞と野太く轟くErnie Cのギター・リフのコンビネーションは不変の組み合わせだ。
前作『Bloodlust』はDave Mustaine(MEGADETH)、Max Cavalera(SOULFLY/元SEPULTURA)、Randy Blythe(LAMB OF GOD)をゲストに招き、SLAYERの見事なカヴァー「Raining In Blood / Postmortem 2017」も収めるなど、メタルファン納得の人選、選曲だった。今作もその流れを踏襲している。ゲストにはDave Lombardo (元SLAYER)、Riley Gale (POWER TRIP)、Amy Lee (EVANECENCE)、さらに2014年の前々作『Manslaughter』に続いてJamey Jasta (HATEBREED)が参加。恒例となったメタル・カヴァーはLemmy Kilmisterへの追悼としてMotorheadの「Ace of Spades」を選曲。自身に影響を与えてくれたバンドへの敬意を感じさせてくれる忠実な仕上がりだ(このカヴァー曲は、昨年出演したドイツの"Wacken Open Air"でも1曲目に披露されて会場を盛り上げた)。他にも1988年のICE-Tのヒット曲「Colors」のセルフカヴァー、銃弾に倒れたNipsey Hussleの死にインスパイアされた楽曲「When I'm Gone (feat. Amy Lee)」も収められるなど密度の濃い内容となっている。GHOSTの『Prequelle』のアートワークを手がけたZbigniew M. Bielakによる強烈なインパクトを残すアルバム・ジャケットも注目だ。
完全生産限定の2CDボックスセットには、ICE-Tの過去の楽曲を2020年ヴァージョンにアップデートした「6 In The Morning」及び「No Lives Matter」「Black Hoodie」のライヴ音源をボーナス・トラックとして収録。さらにアルバム収録曲全10曲のインストゥルメンタル・バージョンが収められている。
発売・販売元 提供資料(2020/01/31)