主演に松田龍平を迎え、芥川龍之介が訪れた上海を舞台にしたNHKのスペシャルドラマのサウンドトラック。音楽はピアニスト・作曲家の稲本響。 (C)RS
JMD(2020/01/16)
主演に松田龍平を迎え、芥川龍之介が訪れた上海を舞台にしたNHKのスペシャルドラマのサウンドトラック。音楽はピアニスト・作曲家の稲本響。松田龍平ビジュアルのジャケットも!
【稲本響コメント】
芥川龍之介が上海を訪れた1921年。
上海はアジアの中でも特に西洋の音楽や娯楽に溢れていたと言われています。そこで今回は、当時弾かれていたヴィンテージピアノを使って作曲をし、レコーディングを行いました。
その音色は、年輪を感じさせるような哀愁を帯びた味わいがあり、時代を象徴する音の一部になれればという思いで選びました。混乱する中国や、対立が深まっていく日本。それぞれの国や民族、生きる環境や身分によって、様々な考え方や各々の正義と悪があったことと思います。何が正しかったのか、我々が白黒をつけて判断することは出来ませんし、そこには言葉では言い表せない葛藤があったはずです。
メインテーマ曲は、そんな揺れ動く時代と人々の思いを、まるで時計の針のように無情に繰り返されるワルツのリズムを使って表現しました。ドラマの持つ世界観の一端を、この音楽によって担うことが出来ていれば幸いです。
発売・販売元 提供資料(2020/01/10)
松田龍平主演のNHKスペシャルドラマ『ストレンジャー~上海の芥川龍之介~』。100年前の中国を文豪・芥川龍之介はどのように見て、感じたのか。大阪毎日新聞特派員として憧れを抱いていた上海で過ごした4か月。理想と現実のギャップに絶望しながらも、したたかに生きる人々に出会う。この時代の混沌とした猥雑感、混迷の雰囲気を、ピアニストであり作曲家の稲本響が優しく包み込む。憂愁のある美しいメロディ、人々の慟哭のようにも聴こえるメロディ、混沌とした不穏な雰囲気を感じるメロディ、力強く生きていくエネルギーに満ちたメロディ…映像に寄り添いながらも、音楽からもイマジネーションが溢れている。
intoxicate (C)上村友美絵
タワーレコード(vol.144(2020年2月20日発行号)掲載)