大ブレイク時のライブ音源が初CD化!
ブラジル色濃厚な2枚の名盤『スティル・ライフ』(87年)、『レター・フロム・ホーム』(89年)を立て続けにリリースしたパット・メセニー・グループのライブ音源が初CD化!アルバムはともにグラミー賞ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞をしており、当時の充実振りをしっかりと感じさせる卓越した演奏が楽しめます!
(C)金沢フォーラス店:米山 大紀
タワーレコード(2020/02/28)
1950年代にモダン・ジャズが誕生して以来、様々なジャズ・ミュージシャンの挑戦ともいえる創作活動を通して音楽は発展を遂げ続ける。そんな中でパット・メセニーは様々な方向性を持つ作品を創り、音楽に最も大きな貢献を行ったアーティストの一人であることは間違いない。
特に彼の創造活動の中心となったパット・メセニー・グループがリリースした数多くの名作とそのリリースに伴うコンサート活動はジャズ・ミュージックの可能性を拡げ、数多くのファンを生み出すこととなる。そんなパット・メセニーが(米)ゲフィン・レコードと契約を交わしリリースした『スティル・ライフ』(87年)と『レター・フロム・ホーム』(89年)はジャズ・チャートでは勿論、全米アルバム・チャートの上位にランク・インするヒットを記録する。この2枚のアルバムをフィーチュアしたワールド・ツアーを1989年には実施し、その一環でカナダのモントリオール・ジャズ・フェスティヴァルに出演する。この時の模様は地元のFM局で収録/放送される。今回はこの放送用のオーディオ・サブ・マスターにリマスターが施されてのリリースである。当日のセット・リストは全20曲で、このライヴ・アルバムは当日のライヴ・パフォーマンスを完全収録している。セット・リストはこの時点でのニュー・アルバムである『レター・フロム・ホーム』を中心にこれまでにリリースしたアルバムの代表楽曲を網羅しており、ベスト・オブ・~的な構成なだけにファンに十分にアピールする内容に仕上がっている。
また、新加入のヴォーカリスト、ペドロ・アスナールの抒情的な歌声も聴ける貴重なライヴ・アーカイヴである。
輸入盤国内仕様<帯、英語ブックレットの対訳付き>
パット・メセニー(g)
ライル・メイズ(kbds)
スティーヴ・ロドビー(b)
ポール・ワーティコ(ds)
アーマンド・マーサル(per)
ペドロ・アスナール(vo)
発売・販売元 提供資料(2020/01/24)
期待して購入、パットのギターも好きですが、ライルの
ピアノ、シンセの音色が好きで、ここ暫く共演やソロの
情報もないので飢えておりました。しかしラジオ局の録音状態
及びマスタリングが悪いのか音はドンシャリぎみでライブ空間の
立体的な音はなく、残念。ただ80年代のゲフィンレーベルの優れた楽曲は網羅してます。