70年代的歌心と多彩なサウンドが作り出す絶妙な歌世界!
坂本龍一や大貫妙子らから賛辞が寄せられた2007年ピアノ弾き語りメジャー1st『御身』以後着実に成長を重ねてきた気鋭のシンガーソングライター、2017年の前作『たよりないもののために』以来約3年ぶりとなるオリジナル・ソロ・アルバムは、キャリア最高傑作といえる充実した内容!キセル、あだち麗三郎、伊賀航、GEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーが参加、寺尾の歌に豊かな奥深さを与えており、生活に寄り添い心の深部に沁み込む歌・サウンドが、間違いなく生きることの支えになってくれる。
(C)新宿店:村越 辰哉
タワーレコード(2020/03/13)
2017年の前作『たよりないもののために』以来約3年ぶりとなるオリジナル・ソロ・アルバム『北へ向かう』を3月4日に発売。まさに待望と言うべき本作は、これまでの寺尾紗穂の活動を集大成する傑作だと断言すべきであるとともに、2020年代における「歌」の姿とそのゆくえを鮮やかに提示するものだ。
ゲスト・ミュージシャンにはともに「今」を歩み続ける多彩な面々が集結し、寺尾紗穂の流麗な歌声とピアノ演奏に、華やぎと豊かな感情を注いでいる。寺尾の実父・寺尾次郎の逝去に際し書き上げた「北へ向かう」は、キセルによるふくよかな編曲と演奏を伴い、キャリアに燦然と輝く名曲の誕生を予感させる。
また、あだち麗三郎と伊賀航という気の置けない二人を交えた、「心のままに」、「選択」の温かでいて鮮烈なグルーヴ。蓮沼執太による編曲の元、歌とオーケストレーションの新たなスタンダードを作り上げた「やくらい行き」。名作『苦海浄土』などで知られる不世出の女流作家・石牟礼道子の詩に寺尾紗穂が壮麗なメロディーを纏わせ、マヒトゥ・ザ・ピーポーのエモーショナルかつ繊細なギターが加わる「夕刻」。
かねてから交流を重ねてきた映画監督・安藤桃子による詩とコラボレーションした、胸打つ弾き語り曲「そらとうみ」。U-zhaanによるメロディックなタブラが寄り添う「記憶」……。
収められた全ての楽曲が、「今歌われるべき」という細やかな萌芽に満ちた、決定的アルバム作品がここに完成した。
発売・販売元 提供資料(2020/02/06)
今こそ、本当の<歌>が輝きを放つとき――。現代に於いて最も真摯に<歌>の姿を追い求めて来たシンガー・ソングライター、寺尾紗穂によるキャリア最高傑作『北へ向かう』がここに完成。ともに<今>を歩みつづける音楽家たちと作り上げた、11の輝きと、それぞれの物語。 (C)RS
JMD(2020/01/22)
約3年ぶりのソロ作は、長く伝承されてきた民謡のように強い生命力を感じさせるナンバーや瑞々しく爽やかな香りのフォーキー・ポップがひしめき合う集大成的な作品となった。実父である寺尾次郎の死に際して書き上げた表題曲や映画監督の安藤桃子が詞を書いた"そらとうみ"など、物柔らかな素朴さを湛えた歌声が強い感銘を呼び寄せる楽曲揃いで、情感豊かなピアノ演奏も聴き手の深いところに届きまくる。静かな傑作。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.437(2020年3月25日発行号)掲載)