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ドラえもん論 ラジカルな「弱さ」の思想

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フォーマット 書籍
発売日 2020年02月26日
国内/輸入 国内
出版社ele-king books
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784909483508
判型 四六

構成数 : 1枚

まえがき
第1章 『ドラえもん』の世界──のび太は弱いのか?
第2章 「大長編ドラえもん」の思想──科学・宗教・政治・進化
(1) 一九八〇年代前半──人間はどのように生きるべきか?
(2) 一九八〇年代後半──人類はどうあるべきか?
(3) 一九九〇年代前半──人類は自滅せずにすむのか?
(4) 一九九〇年代後半──ニセモノにとって生命とは何か?
第3章 異色SF短編を読む
第4章 ドラえもんの夢──約束としての戦後民主主義
あとがき

  1. 1.[書籍]

『ドラえもん』がわたしたちに教えてくれたこと
――藤子・F・不二雄が残した弱さとやさしさの思想

1969年の連載開始から半世紀にわたり、いまや世界中の子どもたちを魅了している『ドラえもん』。そこに込められた「弱さ」と「まっとうさ」にまつわるラジカルな思想。そして「大長編/映画版ドラえもん」で政治と宗教、科学と進化という大きく普遍的なテーマに取り組んだ藤子・F・不二雄の絶望と希望のメッセージを気鋭の批評家がひもとく!

「作品が面白いことと思想的であることは、矛盾しません。難しいことなんて考えず楽しんで読めばいいんだ、というのは、じつは、マンガの面白さを小さく見積もっていないでしょうか。
むしろ、思想的であることは「ただちに」面白いんだ、ということ。藤子・F先生の『ドラえもん』は、多くの少年少女たちに、そして大人たちにもそのことを教えてくれました。」(本文より)

作品の情報

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著者: 杉田俊介

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