ドイツを代表するドラマー、ウォフルフガング・ハフナー
『Kind of』シリーズ三部作完結編のテーマは"タンゴ"
アルゼンチンの哀愁とヨーロピアンの感性がシンクロして昇華した作品
ドイツを代表し、世界的にも活躍するベテラン・ドラマー、ウォルフガング・ハフナーの新作は、『Kind of Cool』,『 Kindof Spain』と並ぶ『Kind of~』シリーズの三部作完結編で、タンゴをテーマにした一作。
タンゴという音楽について、"リズムが本質であって、キャッチーなメロディがあり、その音楽の中には深い感情が織り込まれている"と語るハフナー。作品の原案アイデアはACT の社長であり、プロデューサー、シギ・ロッホによるとのことですが、シギからの提案を受けて、このプロジェクトに、ハフナーは確信的なものを感じたのこと。その確信に満ちたフィーリングは、ハフナーが思い描く"タンゴ"の世界となって作品に結実しました。
"作品はオリジナルの楽曲を再現することではなく、翻訳のようなものだ"とハフナー自身が語るように、"Close YourEyes And Listen""Libertango"といったピアソラ・クラシックスをまじえつつ、自らのオリジナル、またメンバー(と)の楽曲など、オリジナルを中心にした構成。このプロジェクトの中心人物であるラーシュ・ダニエルソンの作曲によるオープニングは、タンゴ独特のマイナー・スケールのメロディで語られつつ、フィーチャーされるウルフ・ワケニウスのギター、クリストファー・デルのヴィブラフォンには、各自がもったヨーロピアンのテイストが多分に織り込まれる演奏。またハフナーのオリジナルには、大胆なリズムのアレンジが施され、ウルフ・ワケニウスのオリジナルM9では"コルドバ"と題しつつも、北の大地"スウェーデン"の世界がシンクロ。このメンバーだからこその個性が、楽曲、演奏に導入され、独自の世界に昇華したものとなっています。
1950年代、ピアソラによって伝統的なスタイルから、革新がもたらされた"タンゴ"。メランコリックな感情表現を深くたたえつつ、アップデートされて2020年に発表された演奏の数々。アルゼンチンの哀愁と、ヨーロッパの感性が相い交わる12の楽曲を収録しています。
発売・販売元 提供資料(2020/03/16)