UKグライム界をリードするストームジー。デジタル配信、輸入盤でリリースしている『へヴィー・イズ・ザ・ヘッド』の国内盤のリリースが遂に決定!エド・シーランとアフリカ出身のラッパー、バーナ・ボーイとの新曲「オウン・イット」ほか収録。ストームジーは今年、初のイギリス出身の黒人ソロ・アーティストとしてグラストンベリー・フェスティヴァルのメイン・ステージでヘッドライナーを務め、イギリス版グラミー賞「The BRIT Awards」で英国ソロ男性アーティスト賞、年間最優秀英国アルバム賞など様々な賞を獲得してきたUKグライム・シーンの超重要ラッパーだ。今回のアルバム『へヴィー・イズ・ザ・ヘッド』は本人で制作を手掛けた作品となり、叙情豊かな音楽性と絶妙に絡まった味わい深いストーリーがぎっしりと詰まっている。エド・シーランをはじめ、Aitch、バーナ・ボーイ、H.E.R、イェバが参加した超豪華なアルバムとなる。 (C)RS
JMD(2020/01/20)
タイム誌の表紙に選ばれたりと、UK音楽シーンに留まらない活躍が目立つラッパーの最新アルバム。太いキックとヘヴィーなベースを軸としたサウンドは、グライムの要素が色濃い。そこにゴスペル、ソウル、R&Bのスパイスを振りかけることで、多面的かつ高品質なポップ・アルバムに仕上げている。メロウなトラップの"Rachael's Little Brother"や、H.E.R.をフィーチャーした"One Second"など、有り体に言えばヒットを狙える曲が多い。もちろんデビュー当初のアンダーグラウンド臭は微塵もなく、スーパースターに登り詰めた風格だけが漂う。そのことに寂しさを感じる者もいるだろう。しかし筆者は、高みを求め続けるストームジーの姿に惹かれる。
bounce (C)近藤真弥
タワーレコード(vol.435(2020年1月25日発行号)掲載)