Rock/Pop
CDアルバム

サンタナIII

4.6

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廃盤

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フォーマット CDアルバム
発売日 1993年06月21日
国内/輸入 国内
レーベル -
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 SRCS-6317
SKU 4988009631721

構成数 : 1枚

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

メイン
アーティスト: Santana

メンバーズレビュー

5件のレビューがあります
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サンタナサウンド(ラテンロック)がこのアルバムで完結されるっぽい感じの最高のアルバムだと思います。
次作から音楽性が変わります。
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言わずと知れたサンタナの名盤である。今回、数十年ぶりに国内デビュー50周年ということなので、改めて聴いてみた。やはり凄いアルバムだと思った。
ラテンとアフロのリズムを前面に押し出しつつ、ロックとブルースのメロディをどう絡ませていくかを、彼は真摯に演じている。名ギタリストのニール・ショーンがツインギターとして加わったのが、重要である。本作の優れた理由は、ここに尽きる。もちろんサンタナのギターテクが向上した点も大きい。でも、ツインギターを取り入れたのは正直、サンタナの自信のない表われだろう。
バックで支えるリズム隊のパーカッション・アンサンブルの見事さは言うまでもない。タンゴやルンバのリズムをフューチャーした楽曲は全く古さを感じさせず、聴く者の胸を打つ。ロックギターの泣きの旋律が、こういう風にラテンのリズムとマッチするのかと、誰もが得心するだろう。M1からM4に至るまでの切れ目のない構成は、トランス状態に誘うほどの迫力がある。
サンタナという人は振り返ると、あれこれ変わり身の早い人であった。このアルバム以降、名作「キャラバン・サライ」を産んでから、彼はインド音楽に傾倒するなど、目まぐるしい変遷を重ねていった。当然、毀誉褒貶の謗りを受けたが、音楽的には、ぎりぎりのスタンスを守ったのではないか。そんな彼の、初期の音楽表現のピークとして位置づけられるのが、本作と言えよう。この方向性をもっと極めて欲しかったと思うのは、私だけではあるまい。

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