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フォーマット 書籍
発売日 2020年01月30日
国内/輸入 国内
出版社新潮社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784103531319

構成数 : 1枚

はじめに――宇野維正

第1章 レディー・ガガとピッチフォークの時代
2010年代は2008年に始まった/レディー・ガガから火がついたアイデンティティ・ポリティクス/テイラー・スウィフトがインディロックを殺した?/ピッチフォークの功罪/レディオヘッドとLCDサウンドシステム/ジャンルの消失はいかにしてもたらされたのか

第2章 ラップミュージックはどうして世界を制覇したのか
ラップミュージックが世界の耳を変えた/それぞれの「ラップとの距離」/「サウス」であった必然/トラップが爆発的に広がった理由/マンブルラップは時代の徒花か/ブラック・ライブズ・マターとは何だったのか/カニエ・ウェストという特異点/メディア・コングロマリットとしてのラップミュージック

第3章 スポティファイとライブ・ネイション――民主化と寡占化
日本の音楽環境のガラパゴス化はいつ始まったか?/メディア化したフェスの弊害/田中宗一郎が雑誌をやめた理由/ライブ・ネイションとAEGによる興行の独占/メジャー・レーベルの再編成とインディ・コングロマリットの誕生/ストリーミング・サービスが主流となった必然/レーベルからデジタル・ディストリビューターの時代へ/ストリーミング・サービスがもたらしたグローバル化

第4章 ネットフリックス至上主義/市場主義
ピークTV時代と『ブレイキング・バッド』/『ハウス・オブ・カード』と『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』/『スタートレック』から始まったシンジケーション/フィンチャーとソダーバーグの脱出/カンヌとスピルバーグのネットフリックス論争/ディズニープラスの時代がやってくる

第5章 MCU――ポスト・インターネット時代の社会批評
2010年代はMCUのディケイドだった/アメコミ・カルチャーとの接点/現代社会のアナロジーとしてのMCU作品/MCU体制の確立と傑作『ウィンター・ソルジャー』/『アベンジャーズ』シリーズのテーマの変遷/ 『エンドゲーム』のテーマは気候変動と格差社会/トニー・スタークが"主人公"であるべき理由/過剰なポリティカル・コレクトネス/MCUにおけるナラティブとコミュニケーションの刷新/役者のあり方の変容とハイコンテクスト化

第6章 『ゲーム・オブ・スローンズ』――ポピュリズムと分断の時代
『ゲーム・オブ・スローンズ』と2010年代音楽シーン/「物語」が「形式」を凌駕した時代/映画はテクノロジーとの並走をどこでやめたか/見過ごされてきた『ハンガー・ゲーム』の重要性/トキシック・ファンダム問題/『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章のバックラッシュ/アメリカ文化に対するアンビバレントな感情/2010年代のポップ・カルチャーを肯定する

おわりに――田中宗一郎

  1. 1.[書籍]

ポップ・カルチャーに何が起きたのか――。
Lady Gaga, Rap Music, Spotify, Netflix, Marvel, Game of Thrones… 世界を一変させた"黄金の10年"を総括!

誰がインディロックを殺したのか? ラップミュージックはいかにして世界を制覇したのか? スポティファイとネットフリックスの革命、社会を映す鏡としてのマーベル映画、「物語の時代」を牽引した『ゲーム・オブ・スローンズ』……。政治や社会情勢とも呼応しながら、遥かな高みへと到達した2010年代のポップ・カルチャー。その進化と変容、時代精神について徹底討論。日本の文化受容に警鐘を鳴らし、来る2020年代を展望する、過激で濃厚なポップ・カルチャー論。

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メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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2010s|書籍
スヌーザー世代の自分にとっては何とも嬉しい限り。空白の何年間を確認出来ずにいたが、ページを追うごとに(読み返す所はもちろん)明らかに。呑気な部分を気にも留めずにいたけど、ケツを叩かれた気分です!何度も読み返すであろう一冊!!
2020/05/14 かもめさん
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2010s|書籍
ガラパゴス化した日本からでは見えづらくなってしまったグローバルな2010年代のポップ・カルチャーを音楽、映画、海外ドラマやストリーミング・サービス等に章立てし対談形式で掘り下げていく。
個々のアーティストや作品に寄った視点ではなく、世界情勢や業界の構造の話から見えてくるもの。時代の写し鏡としてのポップ・カルチャー、更に混迷を極めそうな2020年代を前に必読の一冊。
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