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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2020年01月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 新潮社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784103531210 |
| ページ数 | 206 |
| 判型 | 四六変 |
構成数 : 1枚
まえがき
第1章 演技とは、役を生きること
泣けるファントム、泣けないファントム
自分が役に近づいていっているという感覚は常にある
干されると役者と魚と大根はうまくなるっていうじゃない
僕にもファンがいたんだ
「私の目だけ見ていてね」
打倒! 歌舞伎役者
「飽きる」なんて言葉は、僕の辞書にはない
ミュージカルとさよなら!?
第2章 僕の舞台遍歴、教えます
大人になったら山車の上で"白狐"を踊るんだ
僕がやるべき道はこれだ
「しばらく付き人をやらないか」
そろそろ自分を第一に
第1志望は「群衆」、第2志望は「使徒」
「俺は、そんな演出をした覚えはない!」
役者人生を潰さない神様の選択
「ブラボー! 君でいく」
千秋楽の日にロッカーを空っぽにして
エンジニアがやってきた!
「こんないいものを見たあとは、皆、家に帰ろう」
元の作品を知っている人はみんなズッコケる
第3章 素敵な演劇人と出会えて
チャーミングな師匠 ――西村晃
無限のアンテナ ――浅利慶太
ミュージカル作りの職人 ――ハロルド・プリンス
シャイな音楽家 ――アンドリュー・ロイド・ウェバー
ダメ出しするの、大好き ――蜷川幸雄
最後には、みんな幸せな気持ちになれる ――三谷幸喜
繊細なセリフの演出家 ――栗山民也
ついにダブルキャスト ――鹿賀丈史
砂場の舞台美術家 ――金森馨
教わったのはバレエだけじゃない ――小川亜矢子
芸の父と芸の母 ――島田正吾、山田五十鈴
もっとこっちの世界にいてほしかった ――十八代目中村勘三郎
感動的だった「命をあげよう」 ――本田美奈子.
すっかり"帝劇の怪人" ――山口祐一郎
まるで弟のような ――武田真治
狂気をはらんだいい役者 ――藤原竜也
自分の歌に酔わない ――堂本光一
もう他に怖いものなんか何もない ――大竹しのぶ
女優としての力量を見せたい ――篠原涼子
第4章 役者・市村正親はこう作られる
台本にのめり込み、1枚のレコードから想像する
ついつい動きが女性っぽい仕草になって
千本ノックをやってくれる演出家のほうがありがたい
車椅子を分解して、毛糸を口に含んで
きっと演劇の神様の仕業
役者なんて、思い込めればいいんです
仮面に隠れた部分だって、適当なメイクじゃダメ
1日の始まりに汗をまず出したい
いいなと思ったら、すぐ真似る
世界で一人だけのファントム
ライブで、目の前で起こっている
第5章 僕はこんな舞台に立ってきた
レジェンドの『オペラ座の怪人』、パパになった『ラブ・ネバー・ダイ』
ヘリコプターの音が聞こえる『ミス・サイゴン』
感情のエキスが出る『ウエストサイド物語』
母ちゃんに感謝した『ラ・カージュ・オ・フォール』
やれること自体が幸せだった『NINAGAWA・マクベス』
神様がいる『屋根の上のヴァイオリン弾き』
子役たちも見逃せない『スクルージ~クリスマス・キャロル~』
草笛さんあっての『ドライビング・ミス・デイジー』
(ちょっと長めの)あとがき
市村正親 舞台出演リスト
観客の胸を打つ、市村正親の舞台はどのように作られてきたのか。「オペラ座の怪人」ファントム誕生秘話から、劇団四季退団の真相、蜷川幸雄が繰り出す「ダメ出し」の真意、白血病で早世した本田美奈子との絆、突然のがん闘病、そして自身の「役作り」まで。舞台の魅力と長い役者人生でたどり着いた芝居の極意を語り尽くす一冊。

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