フォーマット |
SACDハイブリッド |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2019年12月18日 |
---|---|
規格品番 |
OVCL-00713 |
レーベル |
|
SKU |
4526977007133 |
待望のブラームス・チクルスがスタート。
尾高忠明と大阪フィルによるブラームス・チクルス第1弾。
ブラームスの交響曲は、尾高の指揮活動の中で今回が初録音。ここに聴く堂々たる気風には、永年身の内に沁みこませてきたレパートリーへの積年の想いや親愛の情に満ち、聴き手の胸奥に深々と迫ってきます。
オーケストラの低い重心を礎にくり広げられる、オーセンティックで熱いドラマ。
さあ、充実のチクルスの開幕です!
オクタヴィア・レコード
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:06:55
ブラームス:
交響曲 第1番 ハ短調 作品68
ハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 作品56a
【演奏】
尾高忠明(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団
【録音】
2019年5月11日
大阪、ザ・シンフォニーホールにてライヴ収録
-
1.[SACDハイブリッド]
見通しの良い造形美、持続する緊張感。昔、尾高忠明さんがミュンシュのブラームス1番を評して「交響曲はこう演奏するもの」と語っていたことを自ら表現するように終盤の盛り上がりも凄い。EXTONの録音も素晴らしい。しかし、十八番のエルガーの域には達していない。無い物ねだりなのはわかっているけど。
20年前に、尾高氏がN響でブラームスの1番を演奏したのを聴いて、その素晴らしさが忘れられず、録音を心待ちにしていました。大阪フィルとの今回の録音は期待に違わず感動しました。テンポの設定と自然な揺らぎ、ティンパニや木管楽器の豊かな響き、第4楽章コーダ突入時の燃え盛る劇的なクレッシェンドなどを総合すると、私にとっては理想的な名演です。特筆すべきは、第3楽章の哀愁で病みつきになりそうです。
演奏も録音も抜群の作品です。たまたま1983・1987年録音のグラモフォン カラヤン/ベルリンフィルの同じ曲目のCDをもっていたので聴き比べましたが、尾高先生の指揮は明解で、オケを引っ張り気味のカラヤンの指揮より切れがあると思いました。当日の大フィルの定期演奏会に幸運にも参加しており、空前の名演だと思いましたが、当日の名演を素晴らしい録音で再現されていることは喜ばしい限りです。
欲しい物リストに追加
コレクションに追加