商品の情報
フォーマット |
LPレコード |
---|---|
構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年01月17日 |
---|---|
規格品番 |
9029538022 |
レーベル |
|
SKU |
190295380229 |
作品の情報
商品の紹介
鬼才ピアニスト、ファジル・サイが、ベートーヴェン生誕200年に向けて、満を持して録音したピアノ。ソナタ全集から、タイトル付きの「悲愴」「月光」「熱情」「ワルトシュタイン」の名4曲をアナログLP盤で限定発売!
2020年の「ベートーヴェン生誕200年」を記念してピアノ・ソナタ全曲録音をリリース。時間をかけて、お気に入りの会場であるザルツブルク・モーツァルテウムで、満を持して録音されたこの全集について、ファジル・サイは次のように語ります。
●「ベートーヴェンは私のアイドルであり、メンター(自身の師、助言者)です。」
2017年5月の時点で、私はベートーヴェンのソナタを14曲だけしか演奏したことがありませんでしたが、2020年までに残りの18曲を完璧に学ぶことを自身の目標にしました。8歳の時に初めて小さなソナタを演奏し、30代の時には、コンサートでもいくつかの曲を演奏し、5枚のアルバムをリリースしましたが、結果に満足していたわけではありません。今回、2年間に渡り、5つの異なるセクションを18日間で録音しました。大変な仕事でしたが、32曲のソナタに取り組むことは私にとって尽きることのないモティヴェーションとなりました。
●「最高の鮮度と輝きで音楽を表現したかった」
32曲のソナタを含む605分に渡る全作品は、音楽家にとって神聖なテキストのようなもの。これまでにも20世紀の音楽家たちのさまざまな録音がありますが、今回、私以外には成しえないベートーヴェンが表現できたと思います。まるでオーケストラを聴くように、私自身の心の中の声も含め"指揮をするつもり、また過去の優れた指揮者の音を再現するかのように"全ての音を表現しました。
また、ベートーヴェンが隣に座って私に音楽を教えてくれるかのような想像を巡らしながら、録音に臨みました。
●「私自身の個人的なライトモチーフを考案しました。」
音楽は常に何かと関連付ける必要があり、物語を明確にする必要があります。旋律に名前を付け、ドラマ化すること。この考えをソナタ全集にも応用しています。名前のあるソナタにも、名前のないソナタにも同様に。
●「彼の時代よりも50~100年先行した音楽を書いた革命的な作曲家」
ベートーヴェンの後期の作品には、ブラームス、ワーグナー、シューマン、そして後世の作曲家に向けた重要なステップが含まれています。それは、作品の雰囲気だけではなくピアノ奏法についても言えることであり、明らかにオーケストラの音色の質感を帯びていきます。とりわけ最後の6曲は、それ以前の作品とは違った音色を持っています。ベートーヴェンが未来を見据え、50年~100年先に向けて作曲していることを感じます。
音楽は再生されるたびに新しいものでなければなりません。作品が演奏されるたびに、まるで今書かれたように感じられるはずです。重要なのは、今の私たちが何を言いたいのか、その感情を伝えることでしょう。もちろん「ベートーヴェンが演奏したであろう方法以外は間違っている」というべきではありません。異なる解釈が発生することは作曲家の喜びでもあるのです。
ワーナーミュージック・ジャパン
2020年の「ベートーヴェン生誕200年」を記念してピアノ・ソナタ全曲録音をリリース。時間をかけて、お気に入りの会場であるザルツブルク・モーツァルテウムで、満を持して録音されたこの全集について、ファジル・サイは次のように語ります。
●「ベートーヴェンは私のアイドルであり、メンター(自身の師、助言者)です。」
2017年5月の時点で、私はベートーヴェンのソナタを14曲だけしか演奏したことがありませんでしたが、2020年までに残りの18曲を完璧に学ぶことを自身の目標にしました。8歳の時に初めて小さなソナタを演奏し、30代の時には、コンサートでもいくつかの曲を演奏し、5枚のアルバムをリリースしましたが、結果に満足していたわけではありません。今回、2年間に渡り、5つの異なるセクションを18日間で録音しました。大変な仕事でしたが、32曲のソナタに取り組むことは私にとって尽きることのないモティヴェーションとなりました。
●「最高の鮮度と輝きで音楽を表現したかった」
32曲のソナタを含む605分に渡る全作品は、音楽家にとって神聖なテキストのようなもの。これまでにも20世紀の音楽家たちのさまざまな録音がありますが、今回、私以外には成しえないベートーヴェンが表現できたと思います。まるでオーケストラを聴くように、私自身の心の中の声も含め"指揮をするつもり、また過去の優れた指揮者の音を再現するかのように"全ての音を表現しました。
また、ベートーヴェンが隣に座って私に音楽を教えてくれるかのような想像を巡らしながら、録音に臨みました。
●「私自身の個人的なライトモチーフを考案しました。」
音楽は常に何かと関連付ける必要があり、物語を明確にする必要があります。旋律に名前を付け、ドラマ化すること。この考えをソナタ全集にも応用しています。名前のあるソナタにも、名前のないソナタにも同様に。
●「彼の時代よりも50~100年先行した音楽を書いた革命的な作曲家」
ベートーヴェンの後期の作品には、ブラームス、ワーグナー、シューマン、そして後世の作曲家に向けた重要なステップが含まれています。それは、作品の雰囲気だけではなくピアノ奏法についても言えることであり、明らかにオーケストラの音色の質感を帯びていきます。とりわけ最後の6曲は、それ以前の作品とは違った音色を持っています。ベートーヴェンが未来を見据え、50年~100年先に向けて作曲していることを感じます。
音楽は再生されるたびに新しいものでなければなりません。作品が演奏されるたびに、まるで今書かれたように感じられるはずです。重要なのは、今の私たちが何を言いたいのか、その感情を伝えることでしょう。もちろん「ベートーヴェンが演奏したであろう方法以外は間違っている」というべきではありません。異なる解釈が発生することは作曲家の喜びでもあるのです。
ワーナーミュージック・ジャパン
発売・販売元 提供資料
(2019/11/12)
収録内容
構成数 | 2枚
【曲目】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
《SideA》
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』
《SideB》
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
《SideC》
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53『ワルトシュタイン』
《SideD》
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』
【演奏】
ファジル・サイ(ピアノ)
【録音】
2018年6月3-6日、7月2-7日/2019年2月23-26日、4月1-3日、4月29日-5月2日、
ザルツブルク、モーツァルテウム、大ホール(セッション)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
《SideA》
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』
《SideB》
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
《SideC》
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53『ワルトシュタイン』
《SideD》
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』
【演奏】
ファジル・サイ(ピアノ)
【録音】
2018年6月3-6日、7月2-7日/2019年2月23-26日、4月1-3日、4月29日-5月2日、
ザルツブルク、モーツァルテウム、大ホール(セッション)
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