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「言葉」が暴走する時代の処世術

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フォーマット 書籍
発売日 2019年12月17日
国内/輸入 国内
出版社集英社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784087211016
ページ数 192

構成数 : 1枚

はじめに――太田光

序 章 「新しい」人間の登場─ディストピアへ続く道
●「引きこもり」は「問題」なのか?●もうセックスする必要はない?●ディストピアの原因は「言葉」にある

第一章 「言葉」が暴走する世界への対処法
●あえてスマホは持たない●対面だからこそ伝わる●AIに似てきた子どもたち

第二章 今、失われつつあるもの
●言葉にも身体性が必要●想像力が人を進化させた●「型」を失い始めた日本

第三章 ケンカの目的は和解にある
●対話と討論の決定的な違い●本来、戦いの目的は勝ち負けではない●人を攻撃する武器になった言葉

第四章 「言葉」だけに頼ってはいけない
●親しくなりたいなら一緒にメシを食おう!●主体性を「言葉」で測るのは間違い●プレゼン上手の東大生と下手な京大生

第五章 「伝える」のではなく、「寄り添う」ことを
●プレゼン上手はコミュ力が高いのか?●コミュ力は、表現力より周囲の理解●プライドをちょっと低くする

あとがき――山極寿一

  1. 1.[書籍]

「今、引きこもってるヤツに言いたいね。お前今、哲学者並みにいい経験してるよって」――太田 光

「相手を理解したいなら、食事に誘うこと。同じ動作をしながら会話するのがいいんです」――山極寿一

いつでも、どこでも、誰とでもつながれる時代。しかし、かえって意思疎通がうまくいかないと感じることはないだろうか。「分かってもらえない」といった日常の出来事から、SNSでの炎上、引きこもりなど、コミュニケーションが断絶されるケースが増えている。
この問題に、爆笑問題の太田光と霊長類学者の山極寿一が挑む。
ときに同意し、ときに相反しながらたどり着いた答えとは――?
私たちは誤解している。
大切なのは、「分かってもらえない」ではなく、「分かろうとすること」、「そっと寄り添うこと」なのだ。
コミュニケーションに悩むすべての人に贈る処方箋!

作品の情報

メイン
著者: 山極壽一太田光

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