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    ユリイカ 2019年12月臨時増刊号 総特集=装幀者・菊地信義

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    フォーマット ムック
    発売日 2019年11月12日
    国内/輸入 国内
    出版社青土社
    構成数 1
    パッケージ仕様 -
    SKU 9784791703784

    構成数 : 1枚

    総特集*装幀者・菊地信義

    対談
    永遠の未完成――これからの「装幀」を考える / 菊地信義+稲川方人

    鼎談
    菊地信義とは何か――言葉が「本」になる瞬間 / 蜂飼耳+広瀬奈々子+水戸部功

    草と本――菊地信義に / 谷川俊太郎
    二度二〇分のずれ / 堀江敏幸
    その五〇人 / 伊藤比呂美
    アートとしての装幀 / 上野千鶴子

    言葉から
    一瞬の鋭い告白 / 杉本真維子
    装幀のこと / 蜂飼耳
    本のある世界で / 日和聡子
    輝くブラックホール / 奥坂まや
    線を引くことから / 福永信

    思想から
    菊地信義、ワンダーランドへの渡し人 / 西谷修
    《劇場》の構築 / 八木忠栄
    菊地信義という存在 / 山形季央
    書物に宇宙を封じ込める / 安藤礼二

    イメージから
    放たれた空因 / 菅井志雄
    菊地信義とはいかなる存在か、その写真に対する思想と美学 / 築地仁
    『つつんで、ひらいて』の菊地信義像とその裏側 / 広瀬奈々子

    装幀とは何か
    個と孤――菊地信義と文字のあいだ / 鈴木一誌
    「水」のような / 桂川潤
    見たことのないもの――本と未来とブックアート / 杉野諒
    あの熱を帯びたような明朝体 / 吉田篤弘
    菊地信義さんと本のこと / 名久井直子
    生業 / 水戸部功
    装幀室談義 / 新潮社有志

    本とは何か
    菊地さんとの仕事 / 髙木有
    菊地信義さんとの仕事で思い出深い本について / 小川哲生
    ワイズとポテサラ / 見田葉子
    「装幀=菊地信義」の「純装幀」 / 平山周吉
    随筆家としての菊地信義 / 和氣元

    装幀=水戸部功

    1. 1.[ムック]

    装幀家・菊地信義の全貌。そして「本」とブックデザインの未来へ
    これまで1万5000冊以上もの装幀を手掛け、そのジャンルも文芸書、詩集、人文書や教科書など多岐にわたり、まさに日本のブックデザインを牽引し続けてきた菊地信義。2019年の12月には、菊地信義という装幀家にせまるドキュメンタリー映画『つつんで、ひらいて』が公開される。かつてないほどに「本」そのもののありかたが問われているいまだからこそ、手をつかい、紙に文字をのせ、印刷し、製本する、ということに眼を向ける必要がある。「本」とは何か。そして「本」をデザインするとはどういうことか。装幀家・菊地信義の思想と美学はまさにこうした問いに答えつづけてきた。変化することを恐れず、けっして進化をやめず、まさに最前線で「本」をデザインし続けている菊地信義に迫るとともに、「本」の「未来」を考える総特集。

    作品の情報

    その他
    フィーチャードアーティスト: 菊地信義

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