「ここ10年を見渡してみても、ヨークシャーから出てきた彼らは最もエキサイティングでピュアなロック・バンドの一つであることは間違いない。とんでもない才能に溢れているバンドだ」 ─ Soundsphere Magazine
今、英国ロック・シーンに新たな才能が生まれる…。脈々と続く英国ロックの伝統に自らのセンスやサウンドを注ぎ込み、英国特有の湿り気を帯びたロック・サウンドでありながらどこか爽快感すら感じさせてくれる懐かしくも新しいロックンロールをかき鳴らす、ヨークシャー出身の3ピース・ロック・バンド、ネイキッド・シックスが、今ここにデビュー・アルバム『LOST ART OF CONVERSATION』を発表する!
彼らが放つサウンドとバンド名だけを聴けば、ワイルドで歯止めの利かないような6人(SIX)の若者たちから鳴らされる頭をガツンと殴られるような衝撃的なバンドを想像するかもしれない。だが、パンクっぽくありながらブルージーであり、そこにオルタナティヴなスパイスも付け加えたそのサウンドは、驚くべきことにたった3人の若者が、英国ロックの伝統をベースにしつつそこに自らの才能とセンスを激しく吐き出しながらかき鳴らしているのだ。
人間が潜在的に持つ「第六感」という神秘的な感覚から名付けられたこのネイキッド・シックス。かのブラム・ストーカーが「ドラキュラ」を執筆するヒントとなったどんよりとした雰囲気が漂う北ヨークシャーという土地で、同じ街の空気を吸い込みながら過ごしてきた二人の同級生、セブ・バイフォード(vo/g)とトム・ウィッツ(b)は、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジやレイディオヘッドといったバンドや、ボブ・ディランやレナード・コーエンといったシンガー・ソングライター達、そして英国が誇るレジェンド、ツェッペリンなどに刺激を受けながら、自分たちのサウンドを表現するべくともに活動をすることを決意、トムのいとこであるカラム・ウィッツ(dr)を迎えた3ピース・バンドとして活動をスタートさせた。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2020/02/07)
2018年に『NO COMPROMISE』というEPを発表、ノンストップで英国中をツアーしつづけ、2019年にはあの世界最大のメタル・フェス、Wacken Open Airにも参戦、そのハイオク満タンの超エネルギッシュなパフォーマンスでメタルヘッズをも虜にしてきた彼らが、その活動を通してさらに研ぎ澄まされたセンスとロックンロールへの愛情、そしてブリティッシュ・ハードからパンク、ブリット・ポップからマッドチェスターなど様々なブリット・ロックの系譜への敬意を注ぎ込み、英国らしさを全面に出しながら独自のセンスを付け加えて完成させたのが、この爽快なまでのロックが鳴り響くデビュー・アルバム『LOST ART OF CONVERSATION』だ。
2019年11月に公開された新曲「Gimme Something」のグルーヴィでキャッチーなロック・サウンドは、まさにネイキッド・シックスというバンドが放つ古き良き伝統と新たな爽快感を融合させた新たな英国ロック像を強く感じさせてくれたのだが、このデビュー・アルバムにはほかにも、ポジティヴさが爆発する「Song Of The City」やサイケデリックな要素を持つ「Grapevine Telegraph」、アドレナリン出しまくりの「Split」、そしてピンク・フロイド的な世界観を持つ「Outisde Looking In」など、彼らの持つ様々な魅力をあますところなく捉えた全11曲がぎっしりと収録されている。
ギャロウズやフランク・カーター&ザ・ラトルスネイクスなどを手掛けるトーマス・ミッチェナーをプロデューサーに迎えて制作されたこのデビュー・アルバム。新たな英国ロックの道しるべともなりうるこのデビュー・アルバムの登場を、皆で祝おうではないか!(2/2)
発売・販売元 提供資料(2020/02/07)
マンチェスターから出現した若き3ピースのファースト・アルバム。2人組だった数年前はもっとガレージ色も強かったが、ここではブリティッシュ・ロックの伝統性に則った骨太な演奏と野性的なヴォーカルによって、古き良き王道をキャッチーで新鮮な爽快感へとパワフルに転換している。どこを切っても懐かしくて新しいリフの快感が爆走する、エクスキューズも意味付けも必要としない問答無用のロック・アルバム。これはいい!
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.437(2020年3月25日発行号)掲載)
2000年代にジェットが現れたようなあの衝撃、あの感覚!スリーピースならではシンプルで緊張感あるサウンド。ジェットやジャムあたりが好きなら絶対ハマる!