総ストリーミング回数2億越え+オセアニア圏最大の5万人公演をソールドアウトさせたニュージーランド最強ポップ・ロック・バンド=SIX60(シックス・シックスティ)のニュー・アルバム『SIX60』
2008年ニュージーランド第二の都市ダニーデンの大学在籍中に結成した5人組バンド、SIX60(シックス・シックスティ)。オセアニア地域で絶大な人気を誇り、2011年にリリースしたアルバム『Six60』は7回のプラチナム,2015年リリース『Six60(2)』は5回のプラチナム・セールスを記録した勢いに乗る実力派バンド、SIX60(シックス・シックスティ)。2010年にリリースしたシングル『Rise Up 2.0』はNZシングルチャートで1位を獲得。さらに翌年リリースされた『Don't Forget Your Roots』はNZミュージック・アワードで最も売れたシングル曲、最もラジオでかかった曲、更に同年最高楽曲として認定され、その人気を揺るぎないものにした。
現在話題沸騰中のラグビーワールドカップにて試合前に行う伝統舞踊ハカと圧倒的強さで世界ランク1位に君臨する、日本でも大人気のニュージーランド代表チーム「オールブラックス」と交流が深い事でも知られ、Six60のリードシンガー、マティウ・ウォルターズとドラマーのイライ・パーウェイは元Six60ベーシストでラグビー選手に転向後マオリ・オールブラックスに選出された経験もあるホアニ・マテンガと大学在籍時共にプレーし、そこでSix60が結成されたというエピソードも持つ。そういった経緯から彼らは今回のW杯に際し、オールブラックスが行っている#backblackキャンペーンに楽曲提供を行っており、9月末に大分で行われたオールブラックスの親善試合にも招かれライヴパフォーマンスを披露している。
母国ニュージーランドを含むオセアニアでは国民的バンドとして圧倒的な存在感を誇り、ニュージーランド出身のバンドとしては最大級となる5万人集客のライヴをソールドアウトさせるという快挙も成し遂げた彼らが、セルフ・タイトルとなるニュー・アルバム『SIX60』を発売。アルバムからの先行シングルとなる「Please Don't Go」を始め、彼らのサウンドは"ニュージーランドのマルーン5"と言えるほど超ポップ!彼らのこれからの日本での活動に目が離せない。
発売・販売元 提供資料(2019/10/25)
日本でも大いに盛り上がったラグビーのW杯だが、今回オールブラックスのキャンペーンに曲を提供して来日もしていたのが、〈ニュージーランドのマルーン5〉とも呼ばれるシックス60。アルバムはすべて本国でNo.1を獲得し、オセアニア圏で最大規模の5万人公演も成功させている国民的バンドのようだ。この3作目でもシンガロング系のスタジアム歌謡から、ダンスホールやアイランド・レゲエ、今風のディスコやトロピカル・ハウス寄りの意匠まで多様なフレイヴァーがオーガニックな風合いで展開される。現代のバンドらしいスタイル不問な柔軟さを備えつつ、逞しくも温かい歌心が総じてポップな楽曲の味わいを届けるはず。まずは渋谷でMV撮影されたと思しき"Please Don't Go"やポリス風の"Raining"に注目を。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.433(2019年11月25日発行号)掲載)