「ロックン・ロールていうのはいつだって危険なものさ。俺たちは90年代のバンドが魂の反逆者として存在していた時代に育ったんだ。彼らはあるもののために立ち上がっていた。何かに従うなんてことはしていなかったんだ。大いなる賭けが大いなる利益を生むんだとしたら、安全な道を進むなんて選択肢はないだろ? 俺たちはこのアルバムで、全ての柵を取り払うことにしたのさ」 ─ エイドリアン・パトリック(vo)
2003年、エイドリアンとライアンというパトリック兄弟を中心にラス・ヴェガスで産声を上げ、2006年に自主制作アルバム『OTHERWISE』でデビュー、当時のシーンでは"アメリカにおける最高の未契約バンド"として知られるバンドが、このアザーワイズだ。以降、その熱いパフォーマンスとエッジの効いたサウンドと見事なメロディ・ラインでファンの心を掴み続け、2012年にCentury Media Recordsからアルバム『TRUE LOVE NEVER DIES』をリリース、現在まで4枚のアルバムを発表してきた彼らが、昨年新たにMascot Recordsと契約を交わし、2019年11月、通算5作目となる最新作『DEFY』を発表する!
米Sirius XM Octaneで、未契約のバンドとして初のNo. 1を獲得し、ストリーミングでは現在までに4,000万回の再生数を記録(2018年には毎月100万回再生を稼いでいた)、アメリカン・ロック然としたそのメロディ・ラインと骨太でありながらエッジの効いたハード・ロック・サウンドで多くのファンを魅了し、ストーン・サワーやパパ・ローチといったアーティストとのツアーや、全米各地で行われるフェスティヴァルへの出演などで強い印象を観客に与えてきた彼ら。21世紀型のロック・スタイルを体現するこのアザーワイズは、さらなる高みを目指して今新たな一歩を踏み出すのだ。
アスキング・アレクサンドリアやハリウッド・アンデッド、メンフィス・メイ・ファイアーといったバンドを手掛けるマット・グッドをプロデューサーに迎え、じっくりとレコーディングを行なったこの『DEFY』で、彼らはそれまでのスタイルをさらに極め、見事なソングライティング能力と実験的なサウンドをさらに羽ばたかせた音を作り上げている。アルバムの情報と共に公開された新曲「Lifted」は、乾いたギターの音とコンテンポラリーなビートで幕を開け、シャインダウンにも通じるメロディ展開で圧巻のコーラス・パートへと突入する、現代のロック・サウンドを凝縮したかのような楽曲だ。また、その後公開した「Bad Trip」では、エッジィなサウンドとラウド・ロック的なテイストをもちながら、印象的なメロディが降臨する、彼らの持ち味をより研ぎ澄ませたかのような楽曲となっている。
危険な香り、というよりは、危険な賭けに挑戦する図太さを感じさせてくれるサウンドが、全ロック・ファンにはたまらない「音」となって響き渡る…。ポスト・グランジ~モダン・ロックと続くロックの系譜を21世紀型にシフトさせたこのアザーワイズ、更に大きく羽ばたいていくことは間違いないこの瞬間を、最新作『DEFY』とともに祝おうではないか!
発売・販売元 提供資料(2019/10/18)