新レーベル<Loud Minority Productions>からThe Roots『Silent Treatment (Kelo's Mix)」、そしてSnoop Dogg『Tha Shiznit』のカヴァーなどの7インチヴァイナル(発売からわずか2週間で完売!)を立て続けにリリースしてきたナゾのユニッ"SMOKIN'theJAZZ"が、2019年7月発売の『The Initial Impulse』に続き早くもセカンド・アルバムをドロップ!ヒップ・ホップを軸としてハウス系クラブミュージックやR&B、そしてジャズをリスペクトしたサウンドプロデュースはそのままに、前作よりもキャッチー感を増した本アルバムは引き続き真船勝博(Double bass)、タブゾンビ(Trumpet)、島裕介(Trumpet)、BlizzyB (Rap)、大神:OHGA (Rap)、DJ KUTFASTER(Turntable)に加え、今作ではRags(voice)、KenichiFukusima(sax/flute)、Naoki Furuta(bass)、Weez(vocal)など魅力的なゲストミュージシャン達が参加。 (C)RS
JMD(2019/10/05)
限定7インチで話題を撒いてきたユニットが初作『The Initial Impulse』から5か月で早くも2枚目のアルバムをリリース。ヒップホップのループ感をジャジーな演奏で再構築していく試み自体は珍しくないものの、鍵盤を軸にしたタイトでファットでツボを心得た洒落者ぶりが素晴らしく、最近ではありそうであまりないタイプの心地良さを醸造している。ジャズ×ヒップホップといっても最近のローファイ系に通じる00年代式〈ジャジー・ヒップホップ〉の無菌的な美しさとはもちろん異なり、黒く煤けたグルーヴの知的でシンプルなカッコ良さはジャズマタズやMCソラーら90年代の粋な連中を想起させるもの。バッド・ボーイな定番ネタの"Rain Dance"、スヌープの"Tha Shiznit"といったカヴァーのセンスも絶妙だ。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.434(2019年12月25日発行号)掲載)