| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2003年05月16日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 集英社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784087201949 |
| ページ数 | 192 |
構成数 : 1枚
「天才」に育てるより、「幸せ」な人間に育てたい!胎教、早期教育は有効か?三歳児神話の呪縛?赤ちゃん学の第一人者が、最新の脳科学の物見から、赤ちゃんとの上手なつき合い方を説く。
極端な育児観をもつ親が増えている。赤ちゃんが集中しているからと一日七時間もテレビを見せる、手当たりしだいに育児教室に通わせる、赤ちゃんが思いどおりにならないからと自信喪失する。これらの行き過ぎた現象の背景には、二〇世紀的な右肩上がりの成長、発達観があるのではないか。「子どもの成功」にこだわりすぎることで、子どもからの自然な成長のメッセージを無視しているのではないか。
本書では、脳科学、発達行動学を専門とする小児科医が、親を駆りたてる早期教育、臨界期等の"科学的根拠"をもう一度科学的に検証しなおすことで、「普通の育児」こそが今まさに重要であると説く。新しい「赤ちゃん学」の誕生である。

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