クラシック
CDアルバム

ベルリオーズ: 幻想交響曲、序曲「宗教裁判官」

4.4

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在庫状況 について

フォーマット CDアルバム
発売日 2019年10月19日
国内/輸入 輸入盤:国内流通仕様
レーベルHarmonia Mundi
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 KKC6109
SKU 4909346019706

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00
日本語帯・解説付

【曲目】
ベルリオーズ:
(1)幻想交響曲Op.14
(2)序曲「宗教裁判官」Op.3

【演奏】
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル

【録音】
2019年7月16、17日/アルフォールヴィル

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      幻想交響曲Op.14
      00:00:00
    2. 2.
      序曲「宗教裁判官」Op.3
      00:00:00

作品の情報

商品の紹介

ベルリオーズ・イヤー最大のリリース!
充実のロトとレ・シエクルがベルリオーズの「幻想」を10年ぶりに最新再録音!!
成長ぶりとあまりの凄さに呆然!!!

ベルリオーズ没後150周年最大話題盤の登場です!ロトと手兵レ・シエクル最新録音による「幻想交響曲」。彼らは10年前の2009年に同曲を録音していますが、その後の成熟と充実ぶりから、今ならさぞや凄いものになるはずと誰もが想像するでしょう。

ベルリオーズの幻想交響曲は、1830年、ベートーヴェンの交響曲第9番の初演からわずか6年の作ながら、ハープや鐘をはじめ、オフィクレイドやセルパンといった特殊管楽器も駆使し、オーケストレーションに革命をもたらしました。

性能の向上した今日のオーケストラは、オフィクレイドやセルパンを他の管楽器で代用し、その他にもオリジナル同等の効果を再現できるように改変されています。しかしロトは発表された当時の形へ戻すことで、ベルリオーズの頭の中で鳴っていた音響と効果を忠実に再現しようと試みました。彼はパリ国立図書館所蔵の幻想交響曲自筆譜やスケッチなどを丹念に調べ、できる限りの復元を行ないました。

レ・シエクルはもちろんピリオド楽器を用いています。2本のオフィクレイドは1837年製と1860年製、セルパンは19世紀ボドワンの複製を用いています。またハープは現在主流の2台ではなく、4台それも20世紀初頭のエラール製を指揮台の両脇で奏し、終楽章で活躍する鐘はスコアに指示された通りのものを、2013年にベルリオーズ・フェスティバルで鋳造したので、それを借りています。

もうひとつ嬉しいのが、珍しい初期作品の序曲「宗教裁判官」をとりあげていること。もちろんピリオド演奏は初めての録音ですが、すでに大オーケストラを用い、幻想交響曲の萌芽が見られ興味津々です。

ロトの音楽作りはきわめて大きく、物凄いエネルギーが伝わってきます。解釈も演奏経験や研究から10年前とは比べものにならないほどの充実ぶり、もちろんヴィブラート控え目で、エレガントな歌い回しなどではベルリオーズがフランスの作曲家だったことを再認識させてくれます。2019年録音で、ベルリオーズならではの狂気じみた強奏も豊かに響く録音も極上。幻想交響曲の認識をくつがえす超注目盤の登場です!
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2019/09/20)

メンバーズレビュー

7件のレビューがあります
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1回目の録音は聴いていないので比較はできないが、相変わらず精緻で考え抜かれた演奏。思わぬ楽器が耳に飛び込んできたり、まるで違う曲かと思うようなところがあったりと、十二分に楽しめる名盤。ミュンシュのような爆演ではないが迫力も十分。今までのロトに共感してきた人は必聴。名曲名盤企画ではトップ争いだろう。
2019/11/06 奥白根さん
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前回の録音と比較しても、音響設計が実に巧みである。前回は通常配置、今回は両翼配置だが、その差は歴然! 特に面白いのが第2楽章で、ジャケット写真からも分かる通りハープすらも左右に振り分けている。第4楽章も、両Vnが目まぐるしく掛け合い、首がブン回されるような感覚を覚えるだろう。なお、第2楽章にコルネットがないのと、第5楽章の鐘の音のインパクトに乏しい(僕はガーディナー盤の音が好きだが録音がイマイチ)ところが、強いて言えば残念。ただそれも細かいところ。全体的には非常に高評価だ。
2021/11/08 楽長さん
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