| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2019年10月01日 |
| 国内/輸入 | 輸入盤:国内流通仕様 |
| レーベル | Tobu Recordings |
| 構成数 | 3 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | TBRCD0072 |
| SKU | 4560250641720 |
構成数 : 3枚
【曲目】
「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集」
(1)ピアノ協奏曲第1番ハ長調 op.15
(2)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.19
(3)ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37
(4)ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58
(5)ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』
【演奏】
ルイス・デ・モウラ・カストロ(Pf)
エドゥアルド・チバス(指揮)ベネズエラ交響楽団
【録音】
(1)-(3)2005年1月27日、(4)2005年3月16日、(5)2005年2月3日
全てホセ・フェニックス・リバス ホールにおける デジタル・ライヴ録音

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このCDセットの販売元は、「現代のフルトヴェングラー」というキャッチコピーでチバスを売り出したいようだが、本家のフルトヴェングラーとチバスの間には芸歴からも芸風からも関連や共通点は見いだせない。
ピアノ独奏を務めるカストロについても、クラウディオ・アラウの名前をちらつかせて、購買層への興味を掻き立てようとしている。しかし、これを聴いてみて、アラウを思わせる芸風の持ち主とは思えなかった。
総体的な演奏の印象は、必ずしも好印象とはいえない。カストロのピアノは無難の域に留まるのだが、チバスの指揮するオーケストラのアンサンブルが何とも荒く、カストロとのコンビネーションも噛み合っていない。アラウやフルトヴェングラーといった往年の名演奏形の名前を宣伝文句に使うのであれば、もう少し演奏の精度を上げてほしいと思う。南米の演奏家によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集という条件にこだわりたければ、ホルヘ・フェデリコ・オソリオの独奏と、エレーラ・デ・ラ・フエンテの指揮するメキシコ・シティ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を探して買った方が良い。