| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 1991年09月15日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Sony |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | SRCL-2082 |
| SKU | 4988009208220 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00

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高評価の2曲については諸手を挙げてお薦めしたい。
「クリスタル・ムーン」は、月夜の晩に海辺をドライヴしている恋人たちを唄ったシンプルなラヴ・ソングだ。銀色の月明かりに照らされた情景はとてもロマンチックで幻想的なのだが、それよりも、恋愛真っただ中の女の娘の弾む気持ちが、可愛らしいメロディに乗せて、大人っぽく唄われている。
「ピッツァ・ハウス22時」は太田裕美の十八番ともいえる”一人二役”の秀作恋愛劇場だ。松本 隆 氏の創作した”ひとりデュエット”的なシナリオは、かつて「木綿のハンカチーフ」に始まり、続編「赤いハイヒール」を経てこの作品に辿り着き、次回作の「スカーレットの毛布」へと引き継がれていった。歌詞は、①男性→②女性→③男性→④女性と4部構成で、フレーズ毎に主人公が入れ替わり、セリフと想いを絡めながら、男女の再会物語は”幸せな結末”へと向かっていく。もちろん、彼女のために書き下ろされた作品であるが、松本氏自身、”太田裕美でなければ唄えない”と思っていたに違いない。近年、彼女のアコースティック・コンサートの映像でこの曲を唄っている姿を観たが、楽曲も彼女自身も全く色褪せていなかった。届けてくれた楽曲の”瑞々しさ”は、あの頃のままだった。