「2枚組のアルバムを作りたくはなかった。でも曲を書き続けた。いつもソングライティングをドアから入ってくる女の子のように思うんだ。どんな風なルックスかわからない。ただ突然、彼女は現れるんだ」 ─ プリンス(1982年11月)
ロックの歴史において、象徴的で影響力のある2枚組アルバム『1999』は、プリンスのキャリアにおいて大きなターニング・ポイントとなる時期にリリースされた。それまで数年間R&Bチャートに押し込められていた彼が、「Little Red Corvette」や「1999」、「Delirious」といった楽曲のメガ・ヒットで、遂にクロスオーヴァー・アーティストへとその姿を変貌させたのだ。このアルバムで、プリンスというアーティストは、ロック、ファンク、R&B、ニュー・ウェーヴ・ポップを融合し、その壁を突き破ったのだ。また彼はMTVでビデオがヘヴィ・ローテーションされた、初の黒人アーティストの一人となり、その事実も歴史を塗り替えた決定的な瞬間だったと言えるだろう。
しかし、アルバム『1999』に収められた曲は、1981年から1982年の時期に、多作として知られるプリンスが手掛けた仕事の一部に過ぎなかった…。彼自身の作品に加え、プリンス・ファミリーとして知られるヴァニティ6やザ・タイムにも楽曲を提供し、さらに多くの曲が後のリリースのために、未発表作品として倉庫に眠ることになったのだ。
11月29日、プリンス財団はワーナー・レコーズと共同で、この彼を象徴する傑作『1999』に初めてリマスターを施し、拡大盤として再びリリースする! 時を超えた魅力を放つこの傑作が初めてリマスター音源となって甦り、さらに、当時のBサイド曲やエディット・ヴァージョンに加え、プリンスの伝説とも言うべき保管庫から発掘された、当時のプリンスのクリエイティヴィティの高さを証明するかのような35曲にも及ぶの未発表音源も追加されることとなるのだ。
『1999 (DELUXE EDITION)』には、全29曲を2枚のCDに収録。最新リマスターが施されたオリジナル・アルバムを収録したDISC 1に加え、シングル・エディットやBサイド曲、プロモ用エディット・ヴァージョンといった、82年当時にオフィシャルでリリースされていた音源をDISC 2に収録。
発売・販売元 提供資料(2019/11/11)
紫の伝説が新たに甦る!プリンスの象徴的なアルバム『1999』がリマスターされ、拡大盤として、再発! (C)RS
JMD(2019/09/13)