北欧映画界の至宝、イングマール・ベルイマン。
20世紀最大の巨匠と呼ばれる彼の世界遺産的傑作群をデジタルリマスターでブルーレイ/DVD化する＜黄金期＞BOXシリーズ、これが最後、待望の第四弾。

「鏡の中にある如く」「沈黙」「鏡の中の女」の3作品収録

『鏡の中にある如く』
姉は弟に・・・・・白夜にひそむ性の衝動をえぐった名匠の話題作。
ベルイマン"神の沈黙"三部作の第一作。
唯一無比のベルイマン・エッセンスが凝縮された傑作。登場人物四人による二日間の物語。神の前提なしでいかに愛を証明するか、その途方もない模索が始まる。"神の沈黙"三部作の第一作。

『沈黙』
沈黙とは・・・・・ベルイマン衝撃の映像がとらえた＜愛＞の不在と肉体の悪魔!
女の本能のもだえを大胆にえぐって真向から性に挑んだ名匠の問題作!
"神の沈黙"三部作の完結編に至り、ようやく"沈黙"が意味するものがおぼろげに見えてくる…。静寂の中、かすかに聞こえるささやき。性のセンセーショナルな描写が各国で物議を醸し、映画史上、最も多くの批評・分析がなされたといわれる必見の問題作。

『鏡の中の女』
鏡に映った見知らぬ女、それは生と死の狭間に漂う自分の姿・・・。
名匠が照射する女の哀しみの深部!
『叫びとささやき』に続いて"赤色"を取り入れた、後期作品中で最も緊張感にあふれた力作。原題(「顔を向き合って」)は、『鏡の中にある如く』と同様に新約聖書のコリント書からとられている。TVドラマシリーズ(4回)を再編集し劇場公開された。